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2016年6月26日日曜日
◆鹿島第1ステージ逆転V 優勝の軌跡17戦振り返り(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1665839.html
鹿島が97年以来となるJ1第1ステージ優勝を決めた。07~09年の3連覇以来となるJ1タイトルとなった。
2月27日に開幕した第1ステージの戦いを振り返ります。
◆鈴木V弾!G大阪の新本拠で開幕星
<明治安田生命J1:G大阪0-1鹿島>◇第1ステージ第1節◇2月28日◇吹田S
鹿島が敵地でG大阪に勝利し、白星発進した。G大阪は、今季から使用する新本拠地吹田スタでの公式戦初戦を勝利で飾れなかった。
前半は両者積極的に攻めるがゴールを奪えず。G大阪は同41分、FWアデミウソンのクロスにMF藤本淳吾が左足で直接合わせたが、惜しくもクロスバーに直撃した。その1分後、次は鹿島が反撃に出る。MF遠藤康が左サイドを駆け上がり絶妙クロスを上げるが、走り込んだFW金崎夢生にはわずかに届かなかった。
後半、G大阪はMF大森晃太郎に代わって宇佐美貴史を投入。鹿島は後半24分にリオ五輪へ逆転出場を狙う19歳FW鈴木優磨と、MFカイオを送り込んだ。するとその3分後だった。ペナルティーエリア内からカイオのクロスに鈴木が頭で合わせ先制、これが決勝点となった。鈴木は視察に訪れたU-23(23歳以下)日本代表手倉森監督の前でアピールに成功した。
◆ホーム開幕戦、金崎弾で逃げ切り
<明治安田生命J1:鹿島1-0鳥栖>◇第1ステージ第2節◇3月5日◇カシマ
ホームの鹿島が先制した。
前半31分、FKを獲得するとMF遠藤、DF山本とつなぎ、ゴール中央でFW金崎が頭で決めた。前半から早いプレスで鳥栖から主導権を奪い、ゴールにつなげた。
対する鳥栖はMF鎌田を中心に攻める。後半4分、左から中へドリブルでファウルを誘うと、今度は同16分に右から中へドリブルで仕掛け左足シュートを放った。同33分にはFW池田を投入するなど勝負に出たが同点弾は奪えず開幕戦に続く連勝を逃した。ホーム開幕戦となった鹿島は、連勝を飾った。
◆仙台に敗れ3連勝ならず
<明治安田生命J1:仙台1-0鹿島>◇第1ステージ第3節◇3月12日◇ユアスタ
仙台が今季ホーム初勝利を挙げ、鹿島は開幕3連勝を逃した。
復興応援試合として開催された一戦。ホームは仙台。試合前には黙とうが行われ、仙台のMF富田主将は左腕に喪章を巻いた。
試合は前半8分に動いた。仙台がMF金久保のダイレクトボレーで先制した。鹿島は同25分にMF遠藤が強烈シュートを放つなどしたが、追いつけなかった。
後半は立ち上がりから鹿島が攻め立てる。20分を過ぎるとMF土居、MFカイオを投入して攻勢を強める。しかし、仙台の堅い守備を完全には崩せずに終わった。
◆金崎夢生2発で東京粉砕
<明治安田生命J1:鹿島2-0東京>◇第1ステージ第4節◇3月19日◇カシマ
勝ち点6同士の対決はホームの鹿島に軍配が上がった。
ホームでは10勝4分け1敗と圧倒する東京を返り討ちにした。前半はリーグ戦初先発となったFW鈴木を中心に攻める。12分、右CKにタイミング良く飛び込み頭で合わせたが、GK秋元の横っ跳びに阻まれた。33分にも鈴木がゴール前で決定機を迎えたものの、決め切れなかった。対する東京は37分、右クロスにFW前田が頭で合わせるが、GK曽ケ端の正面に飛んだ。
0-0で迎えた後半5分に試合が動く。右からの折り返しを受けた鹿島DF山本が右足でシュート。当たり損ねたが、ここに飛び込んだ日本代表FW金崎が左膝でコースを変えてゴールに流し込んだ。5日の鳥栖戦に続くホーム2戦連発でリードを奪った。
追いかける東京は29分にFW平山を投入。昨年9月12日以来、約半年ぶり出場の背番号9を起点にチャンスをつかみ始めたが、GK曽ケ端の好守に遭いゴールは割れなかった。
守備でリズムを作った鹿島が反対に追加点を奪う。43分、MF柴崎の右クロスに走り込んだFW金崎が、2点目となる右足ダイレクトボレー。セーフティーリードを奪った。このまま終わり、鹿島は試合終了時点で暫定2位に浮上。東京は今季2敗目を喫した。
◆首位攻防戦、カイオ先制弾も追いつかれる
<明治安田生命J1:川崎F1-1鹿島>◇第1ステージ第5節◇4月2日◇等々力
首位攻防戦は引き分けに終わった。
川崎Fは左太もも裏に痛みを抱えるエースFW大久保がベンチスタートとなった。序盤から主導権を握ったのは鹿島。川崎Fの最終ラインにプレッシャーをかけ、相手にリズムを出させない。
前半27分、鹿島が先制。川崎Fのスローインから川崎FのDF谷口がエリア中央へ浮き球のクリアミス。それを鹿島MFカイオが豪快にネットを揺らした。川崎Fも前半36分、MF森谷の縦パスからMF田坂、FW小林へとつなぎMFエウシーニョが頭で押し込み同点に追いついた。前半を1-1で折り返す。
後半も押し込んだのは鹿島。途中出場のMF土居が2度の決定機でシュートを放つも枠外。川崎FもエースFW大久保を投入しカウンターからゴールに近づくも決めきれない。終盤は鹿島の連続セットプレーを川崎Fが守りきり、勝ち点1ずつを分け合った。
◆2位浮上 昨季王者広島を4発粉砕
<明治安田生命J1:鹿島4-1広島>◇第1ステージ第6節◇4月10日◇カシマ
3位鹿島が、昨季王者の7位広島を本拠に迎えた。
先制は鹿島だった。前半8分、今季初先発のFW土居聖真(23)が決めた。DF西のパスを受けて反転して抜け出すと、右から低いクロス。DF塩谷にはね返されたが、クリアボールをワントラップしてから、右足ボレーで突き刺した。
広島も追いついた。リーグ3戦連発中のFWピーター・ウタカ(32)が塩谷の縦パスで抜ける。DF昌子を簡単にかわすと、右足でゴール左に蹴り込んだ。連発を4試合に伸ばし、塩谷と笑顔でたたえ合った。
前半は1-1で折り返したが、後半12分に鹿島が勝ち越す。後半開始から投入されたMFカイオが左サイドから浮き球パス。ファーサイドに走り込んだMF柴崎岳(23)が、跳躍から頭を振って押し込んだ。現在は代表から外れているが、均衡を破る一撃に、視察していた日本代表ハリルホジッチ監督と霜田ダイレクターも笑みを浮かべた。
さらに16分、再び左サイドを突破したカイオがゴールライン際から左足でシュート。GK林はクロスを警戒していたのか反応が遅れ、はじいたボールはゴールネットに飛び込んだ。後半ロスタイム3分にもカイオが左足で決めて、試合は終了。この日は1万9766人が訪れて鹿島のリーグ入場者数が通算700万人に達した中で、4発快勝した鹿島が2位に浮上した。
◆土居聖真2戦連発 湘南撃破で2位キープ
<明治安田生命J1:湘南0-3鹿島>◇第1ステージ第7節◇4月16日◇BMWス
鹿島が湘南を下し、2位をキープした。
先制は前半20分、DF西の右クロスが流れたところに日本代表FW金崎が走り込み、胸で前に落としてから右足でゴール右に決めた。チーム単独トップの今季4点目で先制すると、オウンゴールで2点目を奪う。45分、DF山本が左から送ったパスが、クリアしようと滑り込んだ湘南DFの足に当たり、ゴールに吸い込まれた。
「九州の方々に平穏な日々が戻りますように」との横断幕がサポーター席に掲げられた中、湘南も反撃したいところだったが、前半24分と後半8分にMF三竿がシュートを放った以外は、チャンスらしい好機をつくることが難しかった。
すると20分、鹿島が追加点を奪う。ピッチ中央でMF遠藤がボールを奪い、右サイドのスペースへパスを出す。走って追いついた金崎が右足で中央にグラウンダーで送ると、FW土居が懸命に右足を伸ばしてコースを変え、ゴール左に流し込んだ。2戦連発の今季2点目でリードを広げた。
鹿島は、前湘南のMF永木が移籍後初先発。後半27分にMF三竿と交代するまで、かつての本拠地で精力的に駆け回った。「三竿兄弟対決」も実現し、湘南の兄雄斗と健斗が同時にピッチにも立った。スコアは3-0で試合終了。鹿島が2連勝で2位を堅持した。
◆5戦ぶり無得点で今季ホーム初黒星 3位後退
<明治安田生命J1:鹿島0-2柏>◇第1ステージ第8節◇4月24日◇カシマ
2位鹿島がホームで9位の柏に敗れ、3位に後退した。
本拠での黒星も今季初めてだった。柏はリーグ3連勝、公式戦5連勝。試合終了時点で暫定6位に浮上した。
アウェー柏が最初にチャンスを得た。前半3分、MF伊東純也(23)の右クロスをDF中山雄太(19)がヘッド。GK曽ケ端準(36)の攻守に阻まれたものの、いきなりゴールを脅かした。
柏は、システムを前節までの「4-3-3」から「3-4-3」に変え、右サイドバックだった伊東を1列前のウイングバックに上げた。これが功を奏し、前半ロスタイム2分に先制点を奪う。伊東が右サイドをドリブルで独走し、細かいステップでDF山本脩斗(30)をかわす。最後は日本代表DF昌子源(23)も振り切って、右足でゴールに蹴り込んだ。
ホームの鹿島は前半の枠内シュートがゼロ。FW土居聖真(23)がペナルティーエリアで倒されたように見えたが、PKの笛は鳴らず。その後の逆襲で伊東に先制ゴールを奪われた。
次の得点も柏だった。後半18分、MF中川寛斗(21)のパスで右サイドを破った伊東が、その突破によって中央でフリーになったFW武富孝介(25)にラストパス。右足で冷静に決めた。11、12年にJ2熊本に期限付き移籍していた男のゴールでリードを2点に広げた。
鹿島は今季初の複数失点を喫し、攻撃陣も日本代表FW金崎夢生(26)の出場停止が響いて無得点。FW鈴木優磨(19)MF永木亮太(27)MF中村充孝(25)を投入したが、反撃できなかった。枠内シュートも、後半の土居の1本にとどまった。
◆チャンス生かせずスコアレスドロー
<明治安田生命J1:大宮0-0鹿島>◇第1ステージ第9節◇4月30日◇NACK
大宮は、ホームで鹿島とスコアレスで引き分けた。
大宮は2勝3分けで4月負けなしとなった。鹿島は終始、押し気味だったものも、勝ち点3を得ることができなかった。
鹿島は前半から大宮陣内に攻め込んだ。前半10分、チームトップの4得点を挙げているFW金崎夢生が抜け出してシュートした。だがDF奥井諒ら大宮の堅い守備でシュートを防ぎ、両チーム無得点で前半を終了した。
後半に入ると、両チームの選手が闘志をむき出しでプレーし、荒れた展開となった。鹿島は後半4分にMF遠藤康のシュートを放つもGKの正面。同ロスタイムにはDF伊東幸敏の右クロスに、途中出場のFW鈴木優磨が頭から飛び込んだが、枠を外した。
試合を優勢に進めた鹿島に対し、大宮は後半はシュートを打てなかった。両チームが勝ち点1を分け合った。
◆西V弾で3試合ぶり勝利
<明治安田生命J1:鹿島2-1新潟>◇第1ステージ第10節◇5月4日◇カシマ
3位の鹿島がホームで15位新潟に勝利し、3試合ぶりの勝ち点3を手にした。
新潟は、5戦連続で勝利を挙げられなかった。
鹿島は前半22分、FW金崎の右サイドからのクロスにFWジネイが右足で合わせてシュートし今季初のゴールを決める。新潟はMFレオシルバを攻撃の起点として攻めるも、DF伊東ら鹿島の守備陣に阻まれ無得点。
後半に入ると、新潟が反撃を開始。後半21分、左CKにDF増田が頭で合わせて同点に追いつく。期限付き移籍していたJ2町田から復帰した189センチのセンターバックがJ1初得点を挙げ試合を振り出しに戻す。
鹿島は同34分、右サイドからのパスにDF西が右足で合わせ今季初の得点を挙げ勝ち越しに成功。終盤新潟に攻められるも、DF昌子らの体を張ったプレーで逃げ切った。
◆金崎が先制弾も逃げ切れずドロー
<明治安田生命J1:磐田1-1鹿島>◇第1ステージ第11節◇5月8日◇ヤマハ
ホームの磐田が追いつき、引き分けに持ち込んだ。
鹿島は前半2分、FW金崎がシュートを放つが枠の上に外れた。同6分には、MFカイオのクロスにFWジネイがシュートを狙うが、磐田DFが体を張った守備を見せた。同11分には再び金崎がシュートを放つが、磐田GKカミンスキーが好セーブをした。
磐田は前半39分、MF太田の右クロスから、1トップに入ったMFアダイウトンがヘディングシュートを放つが、クロスバーに弾かれた。前半は0-0で折り返した。
鹿島は後半10分、カイオのドリブル突破から金崎が冷静に決め、先制した。磐田は1分後、相手DFのクリアボールをMF小林が左足で豪快なミドルシュートを決め、すぐさま追いついた。同29分には、MF山本がドリブルからシュートを放つが、鹿島GK曽ケ端が好セーブ。その後は両チームとも決定力を欠き、1-1の引き分けに終わった。
◆ホーム通算250勝 金崎V弾を岳がアシスト
<明治安田生命J1:鹿島1-0横浜>◇第1ステージ第12節◇5月14日◇カシマ
鹿島が横浜に完封勝ちした。
先制したのは鹿島。前半9分、左サイドでFKを獲得。キッカーのMF柴崎岳のボールにFW金崎夢生がゴール前中央でヘディングシュートを決めた。
横浜は前半43分、MF斎藤学が左サイドをドリブルで相手守備陣を3人交わして、ペナルティーエリア内に進入。エリア内中央にいたMFマルティノスにクロスを送るも、シュートは左に外れた。
横浜は後半27分にDF栗原勇蔵に代えてFWカイケを投入。4-2-3-1から4-2-4にシステムを変えて攻勢を強めたが、最後までゴールを奪うことは出来なかった。 鹿島はこれでホーム通算250勝となった。
◆終了間際の鈴木とカイオ弾で逆転勝利
<明治安田生命J1:名古屋2-3鹿島>◇第1ステージ第13節◇5月21日◇豊田ス
前半はホームの名古屋がペースをつかんだ。
鹿島より先にリズムをつかみ、いつものボランチからトップ下に上がったMF田口やFW永井らの技とスピードでチャンスを作った。鹿島は警戒する名古屋の長身FWシモビッチをしっかり封じ、0-0で折り返す。
後半1分、名古屋がMF田口の思いきりの良いミドルシュートで先制。鹿島も10分後に、MFカイオが抜け出し冷静に同点弾を決めた。同21分、名古屋は田口の左CKを、守備とチームの雰囲気を盛り上げる人、DF竹内が頭でズドン。完璧なヘディングゴール。これが32歳のDFのJ1通算2ゴール目。2点とも今季記録したもの。得点力開花中? の竹内の頑張りもありリードを奪った。
しかし、ここから名古屋が逃げ切りに失敗。FW永井の負傷交代も響いたのか、同41分、50分に鹿島が連続得点。底力を示した鹿島が暫定2位に浮上した。
◆土居2発!完封勝利で3連勝
<明治安田生命J1:鹿島4-0甲府>◇第1ステージ第14節◇5月29日◇カシマ
鹿島が甲府に完封勝ちした。
前半ロスタイムに鹿島が先制。MF柴崎岳から前へ速いパスをFW土居聖真に供給。このボールを受けた土居がペナルティーエリア左から右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
後半も鹿島の猛攻が続いた。同2分、エリア手前でフリーだった土居にボールが渡る。狙い澄まして左足を振り抜いて2点目とした。4分後の同6分にはFW金崎夢生が中央へパス。これを後ろから加速して走り込んだ柴崎がワンタッチでエリアへ進入し、右足で流し込んで3点目。さらに同28分、DFが頭でクリアしたボールをDF伊東幸敏が拾い、ゴール前中央の金崎にパス。ダイレクトで右足で押し込んだ。
甲府は前半35分にFWクリスティアーノから中央でパスを受けたFW河本明人が思い切りよくシュートを放つもGKの好セーブに遭い、得点は奪えず。同10分に守備の要DF山本秀臣が負傷により交代したことが響き、失点が重なった。
鹿島はこれで3連勝。対する甲府は8戦勝ちなしと厳しい状況が続く。
◆浦和にリーグ12戦ぶり勝利
<明治安田生命J1:浦和0-2鹿島>◇第1ステージ第1ステージ第15節◇6月11日◇埼玉
鹿島が勝ち点を33に伸ばし、首位川崎Fとの勝ち点差「1」をキープした。
前半4分、鹿島がペナルティーエリア付近でフリーキックを獲得。MF小笠原満男(37)のキックは、わずかに落ちきらず、ゴール上を越えた。同14分、浦和はMF梅崎司(29)の右クロスをFW興梠慎三(29)が頭で合わせるも、右へ外れた。その後は鹿島が主導権を握るが、運に見放された。同40分、FW金崎夢生(27)が右サイドを抜け出し、シュートを放つも、左ポストを直撃。さらに前半ロスタイムのラストプレー。金崎はMF遠藤康(28)のクロスを頭で合わせるも右ポストに嫌われた。そのまま前半終了の笛が鳴った。
後半7分、鹿島が先制点を奪った。カウンターからMF柴崎岳(24)が右からグラウンダーのクロス。左サイドを激走していたFW金崎が右足で倒れ込みながら当てた。浦和も反撃。同31分にMF駒井善成(24)がループシュートを放つも、バーに当たった。流れは浦和だったが、鹿島が追加点。同43分にPKをFW鈴木優磨(20)が決めて、試合を決めた。
◆逆転勝利で首位浮上 V逆王手
<明治安田生命J1:神戸1-2鹿島>◇第1ステージ第16節◇6月18日◇ノエスタ
鹿島がFW土居聖真(24)の活躍で勝ち点36に伸ばし、2位から首位に浮上した。
先制したのは神戸。前半24分、ペナルティーエリア内からDF北本久仁衛(34)がCKから頭で合わせゴールネットを揺らした。北本の得点は2011年11月27日の磐田戦以来5年ぶり。
負けられない鹿島は前半45分、FW土居がペナルティーエリア中央からゴールを決めた。さらに後半5分には、MF遠藤康(28)が勝ち越し点を挙げた。その後、神戸に決定的な仕事をさせず逃げ切り、勝ち点3を奪った。
◆鹿島が第1S制覇、09年3連覇以来J1タイトル
<明治安田生命J1:鹿島2-0福岡>◇第1ステージ最終節◇25日◇カシマ
鹿島が第1ステージを制し、07~09年の3連覇以来となるJ1タイトルを勝ち取った。本拠カシマで最下位の福岡と対戦。前半27分にCKからDF山本脩斗(31)が頭で合わせ先制すると、同37分にFW土居聖真(24)のゴールで追加点。福岡に反撃を許さず、07~09年の3連覇以来となるJ1制覇を飾った。
勝ち点1差で追いかけた2位川崎もホームで5位大宮に2-0で勝利したが、悲願の初タイトルには届かなかった。