http://www.sanspo.com/soccer/news/20160619/jle16061905010001-n1.html
明治安田J1第1ステージ第16節(18日、広島4-2浦和、Eスタ)前半2-1とリードしながら、後半に3失点。浦和が3連敗でステージV逸が決まった。
「何とか歯を食いしばって、この状況を乗り越えるしかない」
ペトロビッチ監督が言葉を振り絞ったが、これが厳しい現実だった。
試合後、怒りのサポーターから選手にペットボトルの水が投げかけられ、さらに約300人が帰路に就く選手バスを待ち構えた。緊迫の事態にサポーター代表がクラブ関係者と緊急会談。その後、事態は収束したものの勝負どころの終盤に失速する、お決まりのパターンに怒りが頂点に達したようだ。
チームとして5試合ぶりの得点となるMF関根の同点ゴールなど、意地は見せたが結果に結びつかず。右ふくらはぎ痛で途中出場の日本代表MF柏木も「申し訳ない…」。“身売り騒動”の渦中にもあり、安息のときが訪れるのはいつか。 (宇賀神隆)