http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/06/23/kiji/K20160623012834150.html
J1鹿島は23日、元日本代表MF青木剛(33)がJ1鳥栖に完全移籍することが決まったと発表した。
群馬県出身の青木は前橋育英高から2001年に鹿島入りして以来チームひと筋で、J1リーグ通算375試合8得点。08年から09年にかけては日本代表にも選出され、国際Aマッチ2試合に出場している。
鹿島は25日にJ1第1ステージ優勝がかかった福岡戦(カシマ)を控えているが、青木は「自分の気持ちをしっかりと伝えたかったので、このタイミングでの発表とさせていただきました」と電撃移籍発表について触れ「鹿島アントラーズでサッカー人生を全うしたいという思い」と「新天地で自分の力を試したい」という葛藤に揺れながらも「サッカー選手として、そして一人の人間として、ここから更に進化と成長を遂げるためには新たな挑戦が必要だという結論に至りました」と決断に至った経緯を説明した。
「鹿島アントラーズでは15年半もの長い間、本当にお世話になりました。アントラーズのファンやサポーターの方たちからの声援を受けながら、これまで共に戦ってこられたことは決して忘れません」と鹿島サポーターに惜別のメッセージを送った青木。「残り1試合、アントラーズの一員として責務を全うしたいと思います」と優勝に王手をかけて迎える最終戦への意気込みを語った。