http://www.sanspo.com/soccer/news/20160612/jle16061205020008-n1.html
明治安田J1第1ステージ第15節(11日、浦和0-2鹿島、埼玉)6年の呪縛を解いた。後半7分、鹿島の日本代表FW金崎夢生(27)が、MF柴崎の右クロスにゴール前で滑り込む。右足で合わせたボールはネットを揺らし、値千金の決勝ゴールとなった。
「(柴崎)岳がいいボールをくれて、合わせるだけだった。練習のとおり」
三度目の正直だった。前半訪れた2度の決定機を逃した。「決められるときに決めていればチームが楽になっていた」と反省したが、次の好機は確実に仕留めた。
チームはこれで、リーグ戦では2010年3月6日の開幕戦(2-0)以来、2289日ぶりの浦和戦勝利。歴史の扉をやっと開いた。
4連勝で勝ち点は首位川崎に1差の33で、残るは3試合。自力Vはすでに消滅しているが、逆転優勝はあきらめていない。 (一色伸裕)