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[7.25 NB CHAMPIONSHIP U-13決勝 鹿島つくばJY 0-2 FC LAVIDA 時之栖裾野C]
鹿島アントラーズつくばジュニアユースは準優勝。頂点にはわずかに手が届かなかった。
ここまで勝負を分ける紙一重の部分をものにして勝ち上がってきた鹿島つくばJYだったが、決勝ではわずかな準備の部分の遅れやミスが2失点に繋がってしまった。「一瞬でもああやって準備が遅れてしまうと、こうなる。こういう素晴らしい舞台を与えてもらって、試合に臨む姿勢がどうだったのか」(土田哲也監督)。MF狩野隆有やFW五町蓮を中心に反撃し、チャンスもつくったが、最後の局面で力ないシュートとなってしまうなど1点が遠かった。
抑えこまれた印象はない。だが、相手の守りを上回って、ゴールをもぎ取ることができなかったことは事実。土田監督は「挽回する力がない」と語り、結果をしっかりと受け止めていた。
鹿島つくばJYは勝った試合を見つめ直して、反省しながら、成長を遂げてきた。今回は勝ちから得ることができなかったが、選手たちは決勝の敗戦から何を学んで次に繋げるか。悔しさを滲ませながら優勝を喜ぶ相手選手たちを見つめていたイレブンが、次は大舞台で勝利するチームになる。
(取材・文 吉田太郎)