http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20161024-OYTNT50263.html
J1鹿島アントラーズの本拠地、県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)が23日、サポーターや住民らに開放された。「オープンスタジアム」として、訪れた人たちはグラウンドの周りを自由に出入りし、選手らと交流した。
トークショーでは、石井正忠監督と大岩剛、柳沢敦、羽田憲司の3コーチが参加。サポーターから「スタイルの維持はどうしているのか」と尋ねられ、石井監督は普段、バランスボールを椅子の代わりに使っていることを明かした。
コーチ3人は日常的に走っているといい、石井監督は「僕は現役時代に走りすぎたので、走りたくない」と苦笑。昼休みにスタッフでミニゲームをすることもあるという石井監督は「ほかのチームと比べて、うちのスタッフは現役時代と体形があまり変わっていない」と胸を張った。
一方、GK川俣慎一郎、FW赤崎秀平、DF伊東幸敏の3選手は、サポーターとともに、試合前に選手が整列するウォーミングアップスペースでヨガに取り組んだ。インストラクターから指導を受け、川俣選手は「結構きつかった」と汗をぬぐった。
カシマスタジアムは東日本大震災の影響で、3か月にわたって公式戦が開催できなくなった。その復旧を記念に企画されたオープンスタジアムは地域住民と「スタジアムがある幸せ」を共有しようと、2011年から毎年続いている。