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チャンピオンシップ(CS)優勝を目指して鹿島と対戦する浦和は28日、さいたま市内の練習場で午前中に調整した。
ボール回しなどで体を動かした後、ハーフコートで実戦形式で練習した。はじめはFWズラタンの1トップにFW興梠慎三(30)、FW武藤雄樹(28)が2列目に入り、途中からはズラタンに代わって興梠が中央、右にFW李忠成(30)が入る陣形を取った。
第1戦は29日にアウェーで行われる。GK西川周作(30)は「いつも1点差になったり、カシマスタジアムでは攻められている印象」と警戒した。相手のFW金崎夢生とは元チームメート。07年から09年まで大分でともにプレーした。第1ステージではゴールを決められていることもあり、「クロスへの飛び込みは自信をつけていると思う。準決勝でも決めているし、体を張ってくるところは警戒しないと」と引き締まった表情だった。
一方で、カシマスタジアムは広島時代の13年に優勝を決めた縁のある会場でもある。「(11月の)代表でもカシマでやってピッチ状態も分かっている。無失点で第2戦を有利にできるように。どれだけいつもどおりやれるか」。今季リーグ最少失点の守備力を敵地で見せたいところだ。
チームは28日のうちに移動し、試合に備える。