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2016年12月15日木曜日

◆鹿島・西、ビデオ判定を歓迎「ありがたかった」 FIFA主催大会で初の事例/クラブW杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20161214/jle16121423230014-n1.html

前半、映像を確認するカッサイ主審=市立吹田サッカースタジアム(撮影・森本幸一)

 クラブW杯準決勝(14日、ナシオナル・メデジン0-3鹿島、吹田ス)鹿島の先制点はビデオ判定によるPKから生まれた。国際サッカー連盟(FIFA)は試合結果を左右する明らかな誤審を防ぐ目的で、米プロフットボールのNFLなど、他競技でも活用されているビデオ判定を主催大会で初導入。これが史上初の事例となった。

 前半30分ごろ、主審が試合をいったん止めると、ビデオ室の補助審判からの情報を確認した上でPKを宣告した。これを土居が冷静に決めた。場内の大型ビジョンでは、数分前のセットプレーから西がペナルティーエリア内で倒されていた場面の映像が流された。

 西が「僕らにとってはありがたかった」と判定を歓迎したのとは対照的に、ナシオナル・メデジンのルエダ監督は「私たちはテクノロジーの被害者になってしまったと言ってもいい」と渋い表情だった。