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Jリーグのチャンピオンシップを勝ち抜いて、J1王者として開催国枠でクラブW杯に初出場する鹿島が5日、横浜市内のホテルで会見を開き、石井正忠監督(49)はアジア勢初の決勝進出を目標に掲げた。
3日に7年ぶりのJ1制覇後、すぐに目標を切り替えた。午前中に茨城・鹿嶋市内で練習後、横浜への移動の車内では1回戦で対戦するオークランド(ニュージーランド)の試合映像をチェック。昨年の同大会でアジア勢最高タイとなる3位の好成績を挙げた広島の森保監督からは、すでに助言をもらったことも明かし、「Jリーグの代表としていい戦いをし、決勝までいきたい。勝って終わりたい」と頂点にも挑む意欲を示した。
DF昌子源(23)は、決勝まで進めば対戦が予想される欧州王者Rマドリード(スペイン)との対戦を望み、「ロナルド、ベンゼマとやりたいのは当たり前。誰でもそう思う。なので、あえて(スペイン代表MF)イスコ選手。次に何をやってくるか読めない選手なので、1度やってみたかった。自分の全部をぶつけたい」と名前を挙げた。MF永木亮太(28)も「Rマドリードとやりたい。フィジカルも強いチームにどれだけやれるか楽しみ。(クロアチア代表MF)モドリッチ選手とか中盤の選手とのマッチアップも楽しみです。そこまでいくことが大事」と意気込んだ。
大会は各大陸王者7チームが参加。鹿島が出場する開幕戦は8日に日産スタジアムで行われ、11日の準々決勝からは吹田サッカースタジアム。決勝は18日に日産スタジアムで開催される。