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2016年12月4日日曜日

◆「全ての力が集まった結果」…石井監督、タイトル獲得は「本当に嬉しい」(サッカーキング)


https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161203/523071.html?cx_cat=page1



 明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝第2戦が12月3日に行われ、鹿島アントラーズが2-1で浦和レッズに逆転勝利を収めた。この結果、2戦合計スコアを2-2とし、アウェーゴール数で浦和を上回ったため、鹿島が7年ぶり8度目のJ1制覇を成し遂げることとなった。試合後、同クラブを率いる石井正忠監督がコメントを残している。

 逆転でのタイトル獲得を、「本当に嬉しいですね。年間の勝ち点がどうであれ、順位がどうであれ、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ、これを獲った者が今年のJリーグのチャンピオンなので、それが獲れて本当に嬉しいです」と喜んだ石井監督。「戦ってくれた選手を誇りに思います」と圧倒的なアウェーの雰囲気の中、死力を尽くして戦った選手をねぎらった。

 常勝軍団として、Jリーグの歴史の中で幾度となくタイトルを手にしてきた鹿島。それでも、J1リーグ戦の制覇は2009年以来となった。石井監督は、「とにかくクラブに新しい歴史を、タイトルを一つ残そうという形で、最後このチャンピオンシップ戦った」とこの一戦にかけていた思いを明かし、「選手全員の力、あと今までクラブに携わってきてくれた人たち、全ての力が集まった結果」とクラブが一丸となって掴んだ栄冠であることを強調した。

 埼玉スタジアムには少ないながらも、逆転優勝を信じて鹿島サポーターが詰めかけた。石井監督は、「今日もこれだけの浦和サポーターの中、数は少なかったですけども、最後の最後まで応援して下さったサポーター、あとテレビを見てくれているアントラーズのサポーターに感謝したいです。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を並べた。