http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161216-OHT1T50282.html
サッカーのクラブ世界一を争うクラブW杯でアジア勢初の決勝に臨む鹿島は16日、横浜市内で冒頭15分のみを公開して約1時間半調整した。
鹿島のGK曽ケ端とMF小笠原は日本代表として02年5月7日の親善試合でRマドリードと対戦。0―1と敗れたものの敵地で健闘した。今大会で好セーブを連発している曽ケ端は「その時は(再び)できるとは思わなかったけど、こういう舞台でできるというのはすごく楽しみです」と14年半ぶりの再戦を心待ちにした。
鹿島は05年7月28日にマンチェスターUと親善試合を行い、当時在籍していたC・ロナウドも先発する中で2―1の金星を挙げている。世界最高峰の強烈なシュートを体感してきた守護神は「(準決勝で相手GKは)しっかり手ではじけてなかった。キレイに思い通りにいくことは難しい。まずは触ること」と冷静に対処する構えだ。
小笠原がU―20代表、曽ケ端もサポートメンバーとして帯同した99年の世界ユース選手権は日本勢で初めて世界大会の決勝に進んだが、スペインに0―4で完敗した。あれから17年。円熟味を増した37歳コンビが、再び世界一に再挑戦する。