http://www.sanspo.com/soccer/news/20161214/jle16121422210012-n1.html
サッカーのクラブ世界一を争うクラブワールドカップ(W杯)は14日、大阪府吹田市の市立吹田スタジアムで準決勝が行われ、開催国枠で初出場したJ1覇者の鹿島が南米代表の強豪ナシオナル・メデジン(コロンビア)を3-0で破り、アジア初の決勝進出を果たした。
18日に横浜市の日産スタジアムでの決勝で、レアル・マドリード(スペイン)とアメリカ(メキシコ)による15日の準決勝の勝者と対戦する。
鹿島は前半に土居聖真が先制し、後半にも2点を加えた。
鹿島・石井監督
「組織で守る形が90分できて決勝に進むことができた。このクラブ、日本にとっても価値のある一勝だった」
鹿島・土居(PKで先制点)
「ここで決めれば勝利に近づくと思った。大事なところで決められた。ビデオ判定には感謝です」
ナシオナル・メデジン・ルエダ監督
「(PKの判定で)われわれの秩序が乱れた。非常に苦い思いをしている。大きなチャンスが何回もあった。それで自分たちの力を過信したのが間違いだった」
ナシオナル・メデジン・ウリベ
「決定力を欠く結果になった。(ビデオ判定は)非常に驚いた。試合の流れを決めたとも言えるけど、鹿島は秩序だっていた」
日本サッカー協会・田嶋幸三会長
「本当に良かった。歴史的なことだ。石井監督の采配が非常にうまくいっている。決勝もいい戦いをしてほしい」