http://www.sanspo.com/soccer/news/20161220/jle16122005000002-n1.html
鹿島担当の私は、Jリーグのチャンピオンシップ(11月23日準決勝、対川崎)から必勝の願掛けでひげを伸ばしてきたが、悔しい思いで剃ることになった。
18日のクラブW杯決勝レアル・マドリード(スペイン)戦。ひとつの判定に疑問が残った。後半終了直前、鹿島の速攻時にDFセルヒオラモス(30)が、FW金崎夢生(27)にファウル。悪質なプレーのように見えたが、“おとがめ”はなかった。
すでに警告を受けていた同選手は、2枚目のイエローカードが出れば退場だった。勝負の行方を左右しかねない事態に「イエローに値するプレー」とGK曽ケ端も抗議したが、主審は警告を出しかけながらとりやめた。大事な場面でビデオ判定を使わない。そして主審の行動…。すっきりとしない試合となった。 (サッカー担当・一色伸裕)