http://www.sanspo.com/soccer/news/20161203/jle16120305010002-n1.html
J1年間王者を決めるチャンピオンシップ決勝第2戦が3日に埼玉スタジアムで行われる。
奇跡の逆転Vへ、役者がそろった。“常勝軍団”鹿島の司令塔、MF柴崎が2日、最高のエンディングを見据えた。
「感覚的に(けがする前と)変わりないということは確認できた」
頼もしい男の復活だ。右中足骨を痛めた柴崎は、10月下旬から戦線を離れていた。浦和とのCS決勝の初戦で復帰したが、後半17分からの途中出場。本領発揮とはならずも、石井監督は「途中からいい流れをもたらした。(次も)そこを期待したい」と第2戦での先発起用を示唆した。
逆転優勝には2得点以上での勝利が必要。浦和には6月11日のアウェー戦で2-0で勝利した実績がある。柴崎は「まずは1点決め、相手にプレッシャーを与えたい」。初戦で左足首を捻挫し、1日の練習で別メニューだったFW金崎もこの日は柴崎らと主力組で約1時間半調整した。フルキャストで臨む最終戦。鹿島が、下克上を果たす。 (一色伸裕)