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2016年12月12日月曜日
◆接触プレーで前歯が折れていたDF昌子源「痛すぎて集中できなかった」(サッカーキング)
https://www.soccer-king.jp/news/world/cwc/20161211/526443.html?cx_cat=page1
FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016準々決勝が11日に行われ、開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)は、アフリカサッカー連盟代表のマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)を2-0で下し、準決勝進出を果たした。
試合後の取材に応じたDF昌子源は、「言い訳になるかもしれないけど、痛すぎて集中できなかった」と話した。
前半20分、相手選手との接触で顔を痛めた昌子はピッチサイドで治療を受けると、すぐにプレーを再開した。結局はフル出場で完封勝利に貢献したが、このプレーで前歯が真っ二つに折れてしまい、特に前半は痛みに耐えるのが辛かったという。
「この歯がいってから(折れてから)マジで集中力が。もう痛すぎて、風とか当たるだけで。ハーフタイムにみんなに、『前半はちょっとごめん。絶対に集中し直すから。俺、もう一回集中してゼロでいくから』って言って。後半はある程度、集中できていたほうかなと思う」
昌子の負傷や、マメロディ・サンダウンズが積極的な姿勢で試合に入ったことで、前半は終始押し込まれる苦しい展開となった。だが、鹿島はGK曽ヶ端準を中心になんとかしのぎ、無失点でハーフタイムを迎えた。
「前半は本当、ソガさん(曽ヶ端)に助けられたなと思う。本当に集中力が続かなくって。非常に情けなかった」と守護神への感謝を口にした昌子は、「あそこで粘れなくて1点を失っていたら、正直厳しかったと思う」と、後半の反撃に繋がった粘り強い守備を勝因に挙げた。
準決勝に駒を進めた鹿島は14日に南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)と対戦する。「このままでは多分、飲み物も喉を通らない」というほどの痛みを負った昌子だが、「ここまで来たら1番多く(試合を)やりたい。治すと言っても自分では治せないから他人任せになるけど、しっかり頑張ります」と意気込みを語った。