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得点に絡みに絡んでいる。3試合連続先発フル出場を続ける鹿島アントラーズMF土居聖真は、初戦のオークランド・シティ(ニュージーランド)戦でFW金崎夢生の決勝点をアシストすると、続くマメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)戦ではMF遠藤康の先制点をお膳立て。そして準決勝のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)戦では先制PKを沈め、3-0の完封勝利に貢献した。
チャンピオンシップからの過密日程の中、フル稼働を続ける土居だが、「充実感の方が大きいので、疲労はあまり感じない」と語ると、翌日に行われるレアル・マドリー(スペイン)との決勝戦に向けて意気込みを示した。
「自分の特長を出さないともったいないし、せっかくの大舞台なので何もせずに90分を終えたら悔いしか残らないと思うので、しっかりやり切ったと言える90分間にしたい」
当然、レアル戦でもゴールやアシストという目に見える結果にこだわる。相手が世界的なビッグクラブということもあり、「もしゴールできたら一生自慢すると思います」とおどけつつも、「(これまでの試合で)得点に絡めているのは、すごく大事。次は流れの中から点が取れれば最高です」と大舞台でのゴール奪取を誓った。
(取材・文 折戸岳彦)