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2016年5月29日日曜日
◆欧州組と初対面の浅野が感謝した内田の気遣い「顔だけじゃないです、格好いいのは」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?190464-190464-fl
先輩の気遣いに感謝した。トゥーロン国際大会に出場していたU-23日本代表を途中離脱し、前日27日に千葉県内で事前合宿中の日本代表に合流したFW浅野拓磨(広島)は昨年8月の東アジア杯以来のA代表招集で、欧州組を含めた“フル代表”は今回が初めて。しかも事前合宿に参加しているのは浅野以外、全員が欧州組という“特殊”な環境では、緊張するなというほうが難しいだろう。
前日27日は羽田空港から練習場に直行し、グラウンド上で欧州組と初対面。一人ひとりに挨拶し、握手して回った。同日夜の食事会場ではハリルホジッチ監督の無茶ぶりに即興のモノマネで応じ、周囲を驚かせたが、「あまり僕からは(話しかけに)いけない。質問されたら答えるけど……」と、どうしても遠慮してしまっていた。
今回の事前合宿にはキリン杯に出場する欧州組だけでなく、リハビリ中のDF内田篤人(シャルケ)、FW武藤嘉紀(マインツ)、MF山口蛍(ハノーファー)も参加している。「みんな優しい」という中で、戸惑い気味の浅野に声をかけたのが内田だったのだという。
「夕食を食べ終わったあとに『来いよ』って。みんなが部屋でたわむれている中に呼んでくれて」。21歳の若手がなかなか飛び込めずにいた輪の中に自ら招き入れてくれた28歳の先輩に浅野は「顔だけじゃないです、格好いいのは」と満面の笑みで感謝していた。
(取材・文 西山紘平)
◆岡山豊川「やれることを」リオへアピール今季3点目(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1654699.html
<明治安田生命J2:C大阪2-1岡山>◇第15節◇28日◇ヤンマー
岡山のU-23(23歳以下)日本代表候補FW豊川雄太(21)が、今季3点目を挙げた。アウェーのC大阪戦で前半13分、相手DFのボールを奪うとドリブルで持ち込み、右足で流し込んだ。しかし、チームはそこから2失点。上位対決に逆転で敗れ、暫定5位に後退した。
4試合ぶりに先発した豊川は「決めきることを意識していた。ファン、サポーターに先発で点を取って先発からやれるという評価をしてもらいたかった。途中から(出場)のイメージがついちゃっているんで」。今季は13試合に出場し、4度目の先発。即結果を残したが勝利に導くことができず「厳しい試合でした」と表情は曇っていた。
豊川は左肩の負傷で今回U-23日本代表が戦ったトゥーロン国際の招集を見送られていた。「やれることをやるだけですから。ここでしっかりやっていきたいと思う」と、代表生き残りを目指し、ゴールを追い続ける。
◆C大阪が4戦ぶり白星! 決勝点のMF山村が「勝利で恩返しできた」とサポーターに感謝(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?190468-190468-fl
[5.28 J2第15節 C大阪2-1岡山 ヤンマー]
決勝点を挙げたセレッソ大阪のMF山村和也は試合後、淡々と試合を振り返り、サポーターの応援に感謝した。
3試合勝利なし(2分1敗)で迎えた暫定2位・岡山との上位対決。今季のJ1自動昇格を目指す同4位のC大阪としては、負けられない一戦となった。C大阪は前半13分に先制点を許したものの、徐々に流れを引き戻し、同31分に途中出場のMF扇原貴宏のクロスからファーサイドに走り込んだMF清原翔平が押し込み、前半のうちに1-1と試合を振り出しに戻した。
後半は厚みのあるサイド攻撃を展開したC大阪が岡山を圧倒し、迎えた後半18分に逆転ゴールを奪う。右サイドからDF松田陸が上げたクロスを山村は打点の高いヘディングシュート。「陸がよく見てくれていた。ちょっと高いボールだったが、しっかり当てることができて良かった」。ニアで合わせたシュートがゴール左隅に吸い込まれ、2-1と逆転に成功した。
その後も主導権を握り続けたC大阪がそのまま逃げ切った。試合後のヒーローインタビューで山村は「まずは自分たちのサッカーをすること。そして、しっかりピッチで戦うということが一番勝利につながる。それがしっかりできた試合だった」と淡々と試合を振り返った。
これでC大阪は3日の第11節・松本(1-0)戦以来、4試合ぶりの白星となった。「苦しい試合が続いていた。サポーターの皆さまにしっかり勝利という形で恩返しできた。これからも結果を出していきたい」と応援に感謝し、今後に意気込んだ。
◆【甲府】守って守って最低でも勝ち点1!29日VS鹿島、カウンター警戒全員素早く戻れ(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160528-OHT1T50189.html
J1ヴァンフォーレ甲府は29日、アウェーで鹿島と対戦する。チームは28日、韮崎中央公園で練習を行い、佐久間悟監督(52)は守備に戻る意識の徹底を植え付けた。リーグ戦は7試合勝利がなく、12試合連続失点している。全員帰陣で堅守を復活させ、最低でも勝ち点1を奪う。
「ボールよりも早く帰陣しろ!」。佐久間監督の声が響いた。セットプレーの攻撃確認で、ボールを奪われた時だった。鹿島のカウンター攻撃を警戒し、素早く戻れと指示した。前日の紅白戦でも、守備に転じた際は全員で自陣の守備位置まで一気に下がり、迎撃態勢を整えることを求めた。
佐久間監督は「帰陣は昨年言いまくりました。鹿島戦を含め第1ステージ残り4試合。守って、守って勝ち点を取る必要がある」と言う。13節を終え、勝ち点12の暫定14位。16位の鳥栖は勝ち点9だが、1試合少ない。降格圏落下が現実的になっている。ここまで16得点22失点。ボールを保持し、攻撃に出る意識が昨年より高くなった結果、リーグ最多タイの失点になった。
DF山本英臣主将(35)は「守備をする時はクリスティアーノもチュカも戻る必要がある。意識としてマイナーチェンジしないといけない」と話した。無失点なら勝ち点1は確保できる。失点しても、むやみに攻め出ることはせず、一撃必殺のカウンターを狙う。(羽田 智之)
◆山村が逆転ヘッド! 厚みのあるサイド攻撃でC大阪が岡山との上位対決制す(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?190458-190458-fl
[5.28 J2第15節 C大阪2-1岡山 ヤンマー]
J2リーグは28日、第15節を各地で行った。ヤンマースタジアム長居では勝ち点25で並ぶ暫定4位のセレッソ大阪と同2位のファジアーノ岡山が対戦。今季のJ1自動昇格を目指すチーム同士の一戦は、後半18分に逆転ゴールを奪ったC大阪が2-1で岡山を下した。
MF清原翔平が今季J2初先発、FW柿谷曜一朗が1トップに入ったC大阪は、開始早々にアクシデント発生。MFソウザが腿裏を痛め、前半5分にMF扇原貴宏と交代。C大阪は開始早々に負傷で交代枠を1枚使うこととなってしまった。
すると、岡山は高い位置からのプレスで相手のミスを誘発し、先制点を奪う。前半13分、MF山村和也のパスミスからFW豊川雄太が右足で浮かしてDF山下達也をかわし、裏に抜け出す。左にFW赤嶺真吾が並走していたが、豊川がそのままPA手前の右から右足一閃。低い弾道のシュートをゴール左に決め、スコアを1-0と動かした。
1点ビハインドのC大阪は序盤はミスが目立ったが、徐々に落ち着いてパスを回し始めると、前半31分に同点に追いつく。左サイドでパスを受けた扇原が左足でGKとDFの間にクロスを供給する。これにFWブルーノ・メネゲウと清原が飛び込み、相手と競り合いながら清原が押し込み、1-1。C大阪が清原の移籍後初ゴールで試合を振り出しに戻した。
後半立ち上がりからお互いにセットプレーのチャンスを作るなど積極的に入りを見せた。岡山は同9分、右サイドでボールを受けたDF加地亮がグラウンダーのパスを中央へ送る。走り込んだ豊川がスルーし、PA内中央でこれを受けた赤嶺が反転から左足シュートもクロスバー上。C大阪は同12分にFW杉本健勇が左に展開し、DF丸橋祐介が折り返したボールをニアの柿谷が右足で合わせたが、わずかにゴール左に外れた。
両サイドから厚みのある攻撃を仕掛けているC大阪。後半18分にこの攻撃が実る。清原と代わって入ったMF関口訓充が後方に落としたボールを右SB松田陸が精度の高いクロスを供給すると、ニアのMF山村和也が打点の高いヘディングシュート。ふわっとしたシュートがゴール左隅に吸い込まれ、C大阪が2-1と逆転に成功した。
後半はC大阪のペースで試合が進む。後半27分、柿谷が華麗なドリブルでスルスルと攻め上がってPA内に侵入。味方の動きをおとりに左足シュートを放ったが、GK中林洋次に止められてしまう。さらにこぼれ球を拾った杉本がミドルシュートもGK中林に阻まれる。同アディショナルタイム2分にはGKキム・ジンヒョンのスローからカウンターとなり、FWブルーノ・メネゲウが決定的なシュートを放つが、これもGK中林に止められた。
それでも岡山の反撃を許さなかったC大阪が2-1で勝利。C大阪は3日の第11節・松本(1-0)戦以来、4試合ぶりの白星となった。一方の岡山は今季3度目の2連勝とはならなかった。
◆【鹿島 vs 甲府】 ウォーミングアップコラム:ブエノのスライディングに目を見張る昌子源。2人のCBがゴールを守る(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00012850/
植田直通がU-23日本代表として戦っている間、留守を預かっているのが今季加入したブエノだ。前節の名古屋戦では「絶対に勝ちたかった」と90分間全力プレー。前半、永井謙佑の決定機を、遥か遠くから全速力で戻り決死のスライディングで食い止めるなど、闘志あふれるプレーで逆転勝利に貢献した。
コンビを組む日本代表の昌子源も、そのスライディングの鋭さには目を見張ったという。
「ブエノはスライディングがすごいね。「どうやったらそこでできるの?」と思うところでやるし。あとはライン際で刈り取るスライディング。あのプレースタイルを長年やってないとあんなの無理!次の甲府戦からやってみろ、と言われてもたぶん相手選手の足にタックルしてカードをもらってしまうと思う」
ただ、守備が後手を踏みどうしようもないときには、ブエノくらいの一か八かの捨て身の守備も必要だとも感じている。海外のサッカーを見ていても、そうした場面が目に付くという。
「セルヒオ・ラモスなんかも、まずはスライディングに行ってる」
それでかわされたとしても、少しでもシュートを遅らせることができれば、味方が戻る時間をつくれるかもしれない。CBは、わずかな瞬間のなかで相手の考えを読み、守備のやり方を選択しなければならないのだ。
名古屋戦では、逆転を目指して前がかりになる展開に「ブエノに『2人で守ろう』と言ったら『ウン』とうなずいてくれてた。結果、勝ったからよかったけど、相当しんどかった」と胸をなでおろしていた昌子。甲府戦でも2人のコンビが鹿島のゴールを守る。
文:田中滋(鹿島担当)
明治安田生命J1リーグ 1st 第14節
5月29日(日)15:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs ヴァンフォーレ甲府