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2016年8月7日日曜日
◆復帰即退場のダヴィに大久保「昔の俺みたい」(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?195820-195820-fl
[8.6 J1第2ステージ第7節 川崎F4-0甲府 等々力]
年間15位と残留圏ぎりぎりに位置するヴァンフォーレ甲府は0-4の完敗で2連敗を喫した。降格圏となる16位名古屋、17位湘南とはわずかに勝ち点1差。佐久間悟監督は「少なくとも半分勝って勝ち点を35まで持っていかないと残留できない。最低でも1勝1敗ペースでいかないと難しいと思っている」と、残り10試合で5勝をノルマに掲げた。
この日は練習参加を経て3日に入団が発表されたばかりのFWダヴィもベンチ入り。後半15分からピッチに入ったが、「コンディション的にはまだ少し厳しい。スピード感がないなという印象を受けている」と、動きにキレを欠いた。しかも後半40分に一発退場。最低でも1試合の出場停止になることは確実で、残留への切り札となるはずが、いきなり出鼻をくじかれた格好だ。
「昔の俺みたい」とは川崎FのFW大久保嘉人の言葉だ。後半40分、大久保はFW稲垣祥からファウルを受け、転倒。起き上がって稲垣に詰め寄ると、離れた位置からダヴィが駆け寄ってきた。「全然関係ないのに遠くから来て」(大久保)、小競り合いに発展すると、ダヴィが大久保の顔面をはたいた。
顔を抑えて倒れ込む大久保。木村博之主審は迷わずダヴィにレッドカードを提示した。わずか25分間のプレーに終わったブラジル人FWについて佐久間監督は「私の位置からは見えなかったが、ダヴィは仲裁する形で入ったと思う」とかばい、「彼は『自分は何もしていない。なぜ退場させられるのか理由が分からない』と言っていた」と、この日報道陣の取材に応じなかった助っ人FWの言葉を代弁した。
(取材・文 西山紘平)
◆植田の両親観戦「鳥肌が立った」と感激も5失点(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/olympic/rio2016/soccer/news/1690109.html
<リオ五輪・男子サッカー:日本4-5ナイジェリア>◇1次リーグB組◇4日◇マナウス・アマゾニア・アリーナ
スタンドにはDF植田の両親が駆けつけた。
熊本からUAEのドバイ経由で駆けつけ、父太実男さん、母俊子さん、祖母エイ子さん、日系ブラジル人の親戚サド・ヒロミさんと知人の5人で、熊本地震の復興も願いながら応援した。俊子さんは息子が五輪の舞台に立ったことに「鳥肌が立った」と感激したが、まさかの5失点。植田も取材エリアを無言で通るなど悔しい結果だった。
◆鹿島不発3連敗(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14704936339645
明治安田J1第2ステージ第7節(6日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は仙台に0-1で敗れ、2014年最終節〜15年第1ステージ第2節以来の3連敗を喫した。通算成績は2勝1分け4敗、勝ち点7で12位に順位を落とした。年間順位は3位のまま。
鹿島は前半35分、ミスを突かれて先制点を献上。後半は同点を狙って攻め立てたが、相手のGKに阻まれた。
川崎は甲府に4-0で快勝し、3連勝で勝ち点を19として首位を守った。小林は後半のゴールで歴代2位に並ぶ7試合連続得点。大久保は自身の通算最多得点記録を170とした。
浦和は湘南に4-1で大勝した。
鹿島・石井監督 前半の失点から、どうにか相手を押し込み同点に追い付き、逆転を狙いに行った。チャンスを多くつくりながら、最終的にゴールに結び付かなかったのは反省しないといけない。選手起用などを含め私の責任。
鹿島・土居 2試合続けて無得点なので、自分が点を決められていないのがよくない。
鹿島・鈴木 最近は試合に出ても何もできていない。チームがうまくいかない時、途中から出た選手が流れを変えないといけない。
鹿島・中村 逆転するために(途中から)出たのに、もっとやらなければいけなかった。
◆鹿島、1点に泣き3連敗 石井監督「全て私の責任」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160806/jle16080622130004-n1.html
明治安田J1第2ステージ第7節(6日、鹿島0-1仙台、カシマ)鹿島は前節に続いて1点に泣き、3連敗となった。痛恨の失点は前半35分。バックパスを相手にさらわれ、その流れでシュートを決められた。
失点が目立つチームは選手の配置を変えるなどして対応しようとしたものの、連係ミスが響く格好となった。石井監督は「選手起用、交代を含め全て私の責任」と選手をかばった。
鹿島・石井監督
「チャンスを多くつくりながら最終的にゴールにつなげられなかったところは反省しなければならない」
◆仙台奥埜V弾!鹿島が今季初3連敗/鹿-仙7節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1690522.html
<明治安田生命J1:鹿島0-1仙台>◇第2ステージ第7節◇6日◇カシマ
セカンドステージ9位対10位の対戦。前半は開始4分に仙台FWハモンがオーバーヘッドを放ち、14分に得たFKではMF梁がカーブをかけた球で直接狙う。鹿島は、29分に柴崎が前線へ送ったパスをMF遠藤が頭で落とし、FW土居ががシュート。ネットを揺らすも遠藤がオフサイドの判定でノーゴール。すると35分に仙台が先制点を挙げる。ゴール前へ走り込んでいたMF奥埜が、鹿島DF西のバックパスを拾って流し込み、ゴールした。前半終了間際、鹿島は遠藤に代えてMF鈴木を、仙台はDF平岡に代えてDF菅井の選手交代を行った。
後半は、鹿島が開始早々にMF杉本に代えMF中村を投入し、2枚目のカードを切る。柴崎、金崎を中心に猛攻を仕掛け、好機は作るもゴールが割れず。仙台の堅守を前に無得点。アウェーの仙台が虎の子1点を守りきり4戦不敗とし、ホームの鹿島は今季初の3連敗を喫する結果となった。
◆【鹿島】1年5か月ぶりの3連敗…ゲーム主将・西「自分の責任」(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160807-OHT1T50058.html
◆明治安田生命Jリーグ J1第2ステージ第7節 鹿島0―1仙台(6日・カシマスタジアム)
第1Sを制覇した鹿島は、15年第1Sの湘南戦(3月14日)以来、約1年5か月ぶりの3連敗。ゲーム主将を務めたDF西は前半35分、バックパスをさらわれた仙台MF奥埜に決められた。「ミスがあったから自分の責任。たとえミスがなくて負けや引き分けでも、自分の責任。今はそういう立場」。選手会長の背番号22は責任をかぶった。
チームは第1S制覇も、第2Sでは第6節まで11失点で低迷。試合後の西はブーイングを一身に浴びていた。
◆第1S王者・鹿島は3連敗…仙台が鬼門カシマで指揮官J1デビュー戦以来の約14年ぶり白星!(サッカーキング)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?195801-195801-fl
[8.6 J1第2ステージ第7節 鹿島0-1仙台 カシマ]
ベガルタ仙台が鹿島アントラーズを1-0で下し、2002年4月6日の第1ステージ第5節(2-0)以来、約14年ぶりに鬼門・県立カシマサッカースタジアムで白星を飾った。なお、同試合は渡邉晋監督がJ1デビューを果たした試合だった。
敵地に乗り込んだ仙台は前半25分、左クロスをMF奥埜博亮がダイレクトで中央に折り返し、FWウイルソンが受けるもDF昌子源にクリアされてしまう。それでも3試合連続ゴール中のウイルソンを中心に鹿島にゴールに迫ると、同35分に先制のゴールネットを揺らす。ウイルソンへのパスはDF西大伍にカットされたが、西が中央の味方に出したパスに反応した奥埜が左足ダイレクトでゴール左に流し込み、1-0とした。
第1ステージは17試合10失点でステージ優勝を果たした鹿島だが、第2ステージはここまで6試合で11失点。この日もミスから先制点を許し、守備が安定しない。さらに前半アディショナルタイム2分には、MF遠藤康がMF鈴木優磨と交代。仙台も負傷したDF平岡康裕に代わってDF菅井直樹が入り、お互いに前半のうちに交代カードを1枚ずつ使った。
さらに鹿島は後半開始から3試合ぶりの先発となったMF杉本太郎を下げて、MF中村充孝を投入する。後半3分にFW金崎夢生がボールを奪い、左サイドの敵陣深くまで運んでクロスを上げるも逆サイドへ。同12分にはFW土居聖真がPA手前から右足を振り抜くもGK関憲太郎にキャッチされ、なかなか同点のゴールネットを揺らすことができない。
後半はほとんどの時間帯で鹿島がボールを支配する。後半31分に西が右サイドから上げたクロスを金崎が足もとにおさめてシュートを放つも、GK関の好セーブに阻まれる。さらに終了間際には金崎がPA内から左足を振り抜いたが、GK関のセーブに遭い、最後まで1点が遠かった。試合はそのまま0-1で終了。第1ステージ王者が3連敗を喫した。
◆2016明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第7節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51807
明治安田J1 2nd 第7節
ホームで0-1の完封負け。鹿島、2014年以来のリーグ戦3連敗。
1stステージのアウェイゲームで0-1と惜敗した仙台をホームのカシマに迎えての2ndステージ第7節、鹿島はまたしても0-1の完封負けを喫してしまった。前半35分に不用意なバックパスのミスから先制されると、1stステージでのアウェイゲーム同様、仙台GK関の好セーブに何度も阻まれ、結局1点が返せずに2014年以来となるリーグ戦3連敗を喫した。
序盤、なかなか前に行けない鹿島は仙台のプレッシングに苦しみ、主導権を握られる。何とかペースを取り返そうとするもうまくいかない時間帯が続いた。
そして35分、この日キャプテンマークを腕に巻いた西が相手選手の寄せからバックパスをミスし、そこを奧埜に決められ、先制されてしまう。その後、反撃を試みるもアディショナルタイムに遠藤が負傷退場するなど、ゲームプランも少し狂ってしまった。
攻撃の活性化を図るべく、後半の頭から杉本に代え、中村を投入したがなかなかペースを取り戻せない。だが64分に仙台の石川が負傷交代した頃から少しずつ攻撃の圧力が強まった。最後の15分は金崎、中村、柴崎を中心に怒濤の攻撃を見せるが、放ったシュートはことごとく仙台GK関に阻まれた。
結局、1点の壁は高く、0-1と前節のアウェイ鳥栖戦同様、完封負けを喫した。これで2014年以来となるリーグ戦3連敗。暗いトンネルに入った鹿島が脱出するのは、いつか。再び躍動する選手たちを見たい。
【この試合のトピックス】
・2014年以来となるリーグ戦3連敗。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・守備の場面では役割分担をはっきりすること。競る、拾う、カバーするのイメージを共有しよう。
・後半もサイドからシンプルに崩していこう。
・ペナルティーエリアに近づいたら積極的にシュートを打っていこう。まずは1点から!
ベガルタ仙台:渡邉 晋
・リスク管理は忘れずに行うこと。ゲームをコントロールしよう。
・もう一度コミュニケーションをしっかり取ろう。
・後半、頭から襲いかかり、相手の陣地でプレーしよう。
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日も13,000人ほどのサポーターがスタジアムに来てくれ、その人たちのために選手も90分戦ってくれた。しかし、勝利を見せることができず、非常に残念だ。前半の失点からどうにか相手を押し込む形を多く作り、同点、逆転をねらったが、チャンスを多く作りながらもゴールに結びつけることができなかった。選手起用、交代選手を選んだ理由も含めて、私の責任だ。
Q 遠藤選手の交代理由は?
A 前節の終わりに少しケガをして、その後回復したのでスタメンで起用したが、同じところをケガしてしまった。
Q 失点の場面でディフェンスラインの連係ミスがあったが、要因がどこにあると考えているか?
A コミュニケーションの部分だと思う。ボールがディフェンスラインの裏に出た瞬間に、誰が処理をするのか、声をかけたのか、そういう細かい部分だと思う。極端に連係が悪くなったとは考えていない。
Q 西選手をキャプテンにしたが、彼の評価は?
A 大伍をキャプテンにしたのは、このチーム状況をどうにかしたいと彼から申し出があった。最終的には私が判断してキャプテンとした。プレーに関しては、これまでの失点が多かった反省から攻撃時のリスクマネージメントをしっかりしようと考えていた。その点ではよかったと思う。プレーに大きな問題があったとは考えていない。
ベガルタ仙台:渡邉 晋
1,500人ほどのベガルタサポーターがカシマスタジアムに集結してくれた。このスタジアムはスタンドが近いということもあるが、ホームのような空気感を作り出してくれる。そのサポーターに10数年ぶりの勝利を届けることができ、非常にうれしく思う。
今日のゲームを迎えるにあたり、選手に2つの話をした。1つは、3/12、1stステージのゲームを再現しようということ。あの日は我々にとって非常に意義のある日だった。選手が本当に魂のこもったプレーをしてくれた。それをアウェイのカシマの地でもぜひやってやろうという思いを伝えた。もう1つは、ちょうど1年前の8/16、ここカシマスタジアムで2-3と逆転負けを喫した。あのゲームを受けて、私のなかで守り一辺倒ではなくもっと攻撃のことを考えなくてはいけないと考え、今のスタイルを築き始めた。ちょうど1年たった今日、アントラーズを相手になにができるのか、それを示してやろうということを選手たちに伝えた。
ゲームを見れば押し込まれる時間も長かったし、実際には耐え忍ぶ展開に終始したとは思うが、今我々が攻撃においてどのようなトライをしているか、そして攻撃に移ったときにどのようなことができるのかというイメージがあったからこそ、あのような粘り強い守りにつながったと思う。アクシデントの交代が相次ぎ、急な途中出場もあったが、間違いなく選手の総合力、チームの総合力で勝ち取った勝ち点3だと思う。これを1試合で終わらせることなく、次の試合にしっかりと突き進んでいきたい。
選手コメント
[試合後]
【曽ケ端 準】
バランス良くやれていたとは思う。負けは続いているが我慢強くやるしかない。流れはつかめていた。石井さんも言っていたが、チーム、スタッフ、みんなで信じてやっていくしかない。
【土居 聖真】
僕が決められればよかった。勝てないのは自分の責任。自分が決められていないことが、よくないことの1つ。下を向かず、前を向いていきたい。ここでみんなの気持ちがバラバラになれば、この状態が続いていくだけ。応援してくれている人、試合に出られない選手、サポートしてくれている人の思いを背負ってやっているなか、申し訳ない気持ちでいっぱい。
【西 大伍】
キャプテンは自分からやらせてほしいと言った。チームのためにできると思ってのことだった。今日の負けは、ミスがあった自分の責任。もしミスがなくて、負け、引き分けでも自分の責任。そういう立場に今はいると思う。
【鈴木 優磨】
自分が情けなくて仕方がない。最近は試合に出ても何もできていない。チームとしてうまくいっていないとき、途中から出た選手が流れを変えないといけない。暑いときこそ、チームのために全員が犠牲心を持ってやらないと勝ち点は転がってこない。サポーターに申し訳ない。真剣に自分と向き合って、練習から見つめ直してやっていきたい。
【中村 充孝】
何のために試合に出たのかといえば、逆転するため。もっとやらないといけない。後ろは守ってくれている。自分たちの責任。(無得点というのは)大問題。決定機を作れているので、その精度を上げないといけない。