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2016年9月10日土曜日
◆旅立ち目前のU-16日本代表、アジア想定の練習試合を辛くも制す(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?198299-198299-fl
9月15日に開幕するAFC・U-16選手権(インド)に向けて茨城県内で最終合宿を張るU-16日本代表は9日、鹿島アントラーズユースと水戸ホーリーホックユースの2チームと練習試合を行った。
鹿島との第1試合には主力組が出場。GKに谷晃生(G大阪ユース)、DFは右から菅原由勢(名古屋U18)、瀬古歩夢(C大阪U-18)、監物拓歩(清水ユース)、喜田陽(C大阪)が入り、中盤の中央には平川怜(FC東京U-18)と主将の福岡慎平(京都U-18)両翼のMFには久保建英(FC東京U-18)、上月壮一郎(京都U-18)、前線では中村敬斗(三菱養和SCユース)と宮代大聖(川崎F U-18)の二人がコンビを組んだ。
「最終予選前最後のゲームなので、勝って気持ち良く(インドに)行こう」(瀬古)と選手同士で言い聞かせていたという日本は、Bチームの鹿島に対して序盤から主導権を握って押し込む流れとなった。8分には菅原のパワフルな右サイド突破からのクロスを中村がフィニッシュ。これはGKに阻まれたものの、同じ右サイド攻撃から26分に先制点が生まれた。「外に流れればフリーになれると思った」という中村が、右に開いてボールを受けて仕掛ける。突破してのクロスに宮代が競ったこぼれ球を、ボランチの福岡がダイレクトボレーで蹴り込んで、日本が先手を取った。
後半に入っても日本ペースは変わらなかったが、鹿島GK木戸裕貴の好守にも阻まれてなかなか追加点を奪えない。押し込みながらも一瞬の隙をつかれてのピンチもあり、攻守に締まった内容ながら、課題も残ることとなった。森山佳郎監督はこの苦戦を「前線から相手を誘導してボールを奪うことをやらせてくれない戦いになった。アジアのようで(シミュレーションとして)良かった」と前向きに評価した。
続く水戸ユースとの第2試合は控え組中心の編成で、DF小林友希(神戸U-18)、関川郁万(流通経済大柏高)、FW棚橋尭士(横浜FMユース)の3名が負傷欠場のため、水戸啓明高からFW永井宏典、MF佐藤響、DF吉田有佑の3選手が助っ人参加。「(急造チームとなり)難しい面もある」(森山監督)中での試合となった。
まずは開始10分、MF鈴木冬一(C大阪U-18)のクロスにFW山田寛人が合わせて先制点を奪う。27分に水戸MF中川洋介に同点弾を許すも、直後の29分にまたも鈴木のアシストから山田が決めて、勝ち越し。31分にこちらも再び中川に同点ゴールを許すも、37分に鈴木が得意のドリブルからのミドルシュートを突き刺して、勝ち越しに成功。しかし、後半29分に3度目の同点ゴールを許し、結局3-3の引き分けに終わった。
サイドの守備で本番ならば絶対に許されないゆるさが出るなど反省点の多い試合だったが、負傷明けの山田が確かな存在感を示したのは好材料となった。山田本人は「復帰して90分(出場するの)は初めてだったけれど、得点できて良かった」と一安心の様子で、森山監督も「山田は大きなオプションになる」と手ごたえをつかんだようだった。
チームは11日に日本から飛び立ち、決戦の地インドへ降り立つ。ここに来て負傷者が続出してしまっているのはやや不安要素だが、「チームの雰囲気は本当にいい」とMF瀬畠義成(JFAアカデミー福島U18)と言い、森山監督が「練習から気持ちが入ってやれている」という心理面での充実があるのはポジティブな材料。「今は緊張とかプレッシャーじゃなく、『早く試合をやりてぇな』という気分」だと笑う熱血指揮官の下で、U-16日本代表が世界切符を懸けた戦いへと旅立つ。
[写真]鹿島ユース戦、MF福岡が右足で決勝点を決める
(取材・文 川端暁彦)
◆J1年間王者に輝くのはどのクラブ? チャンピオンシップの日程が確定(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160909/491128.html?cx_cat=page1
Jリーグは9日、「明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ」の試合日程を発表した。
今年1月13日時点での発表では、準決勝と決勝第1戦について、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場クラブの勝ち上がり状況によって日程変更が生じる可能性が伝えられていた。今回、両試合の日程が確定。準決勝が11月23日(水・祝)、決勝第1戦が11月29日(火)の開催と決まった。1回戦は11月6日(日)、決勝第2戦は12月3日(土)で、以前の発表から変更はない。
なお、チャンピオンシップは全試合がスカパー!で生中継される予定。準決勝と決勝第2戦はNHK総合、決勝第1戦はTBSでも放送される予定となっている。
チャンピオンシップはファースト・セカンド各ステージの王者と、年間勝ち点上位3クラブが出場権を獲得。最大で5クラブが年間王者への挑戦権を得ることとなる。
セカンドステージ第10節終了時点で出場権を獲得しているのは、ファーストステージ王者の鹿島アントラーズのみ。年間勝ち点は川崎フロンターレが首位、浦和レッズが2位、鹿島が3位となっている。セカンドステージは残り7試合で上位6クラブが勝ち点差3の中にひしめく大混戦。最後まで目が離せない戦いが続きそうだ。
明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップの日程は以下のとおり。
▼1回戦…11月6日(日)
▼準決勝…11月23日(水・祝)
▼決勝
第1戦…11月29日(火)
第2戦…12月3日(土)
◆内田篤人、復帰の見通しは? シャルケ幹部「3週間以内にボールを…」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160909/490916.html?cx_cat=page1
シャルケのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるアクセル・シュスター氏が、DF内田篤人の近況と今後のトレーニング予定について明かした。同氏は「今後3週間のうちにボールを使った練習を始めることができる」と語っている。ドイツメディア『FUSSBALL.NEWS』が8日に報じた。
報道によると、シュスター氏は「アツトは今、良い感触を持っている。ただ、今までは負荷を掛けるまではそういう状態だった。だから今後は、日本から持ち帰ってきた良い感触を確認する必要がある。少し待たないといけないね」とコメント。今後の見通しとしては「3週間のうちに、ボールを使った練習を始めることができるだろう。もちろん最初は個人での練習となる。チームでのトレーニングはその次のステップだね」と明かしている。
さらにシュスター氏は、ヨーロッパリーグの選手リストに登録されている内田について「全てがうまくいけば、年内にプレーできるかもしれない。しかし我々は待たなければならない。慎重でなければならないんだ」と、今年中の復帰を見据えつつ、慎重な対応をすると強調した。
内田は昨年6月に右ひざの手術を受け、長期離脱を強いられている。10月22日にボールを使った練習を再開し、今年1月にはフロリダでのトレーニングキャンプで全体練習に合流したとの報道もあった。昨シーズンは公式戦に出場することができず、オフには古巣である鹿島アントラーズでリハビリに励んだ。同クラブは6月2日、日本サッカー協会(JFA)の要請によって同選手を受け入れ、代表メディカルチームとの連携のもとでリハビリをサポートすると発表。慣れ親しんだ古巣での調整を経て復帰を目指している。
◆【鹿島】昌子、代表復帰に意欲「アピールしていく」(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160909-OHT1T50228.html
鹿島DF昌子が10月の日本代表復帰に意欲を見せた。
9月の代表合宿はUAE戦(1日)当日に左内転筋の痛みで離脱。「次も呼ばれる保証はない。アピールしていく」。すでにけがは癒え、柏戦(10日・柏)は先発の見込み。心労でダウンした石井監督のリーグ復帰戦で「絶対に戻ってくると思っていた」という指揮官のため勝ち点3を目指す。
◆【予想スタメン】西とファン・ソッコが欠場濃厚の鹿島、破壊力抜群の柏攻撃陣を止められるか(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160909/491007.html?cx_cat=page1
2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第11節
9月10日 19:00 柏レイソル vs 鹿島アントラーズ(@日立柏サッカー場)
■柏レイソル 首位撃破で優勝戦線に名乗り、攻撃陣はリーグ戦直近3戦10発と絶好調
前節は川崎フロンターレから大量5得点を奪う完勝で、首位との勝ち点差を「3」に縮めた。一時は離れかけていた首位の背中を視界に捉え、柏は再び優勝戦線に名乗りを上げた。
天皇杯を含めれば、これで公式戦3連勝。この好調の要因は、間違いなく攻撃陣の破壊力にある。天皇杯はJFLの奈良クラブが相手だったため参考にはならないとしても、リーグ戦では直近の3試合だけで10得点。川崎戦でハットトリックを達成したディエゴ・オリヴェイラをはじめ、クリスティアーノ、伊東純也の好調3トップに、天皇杯で2得点2アシストの大津祐樹、初ゴールを挙げたドゥドゥ、さらに町田との練習試合でハットトリックを記録した田中順也と、攻撃陣の層は充実している。
ただ、攻撃が好調な反面、気掛かりなのは守備面だ。2nd第4節FC東京戦以来、完封がなく、天皇杯では格下の奈良クラブに2度のリードを許した。しかも、今節はU-19日本代表の遠征帰りの中山雄太の出場が微妙とあって守備に不安は募る。また、天皇杯ではディエゴ・オリヴェイラ、伊東、茨田陽生、中川寛斗が出場を回避した。おそらく今節の出場は問題ないだろうが、もし彼らが揃って欠場するようならば戦力ダウンは否めない。
それでも、戦列を離れていたキャプテンの大谷秀和が復帰し、精神的なチームの柱が鹿島との大一番を前に戻ってきたことは大きい。逆転優勝のためには、勝ち続けるしかない。(鈴木潤)
■鹿島アントラーズ 西の代役は伊東が濃厚、献身性ある“鹿島らしい”試合を見せたい
天皇杯2回戦のカターレ富山戦で勝利し、心労でダウンしていた石井正忠監督の復帰戦を飾った。ファン・ソッコ、西大伍が負傷するというアクシデントに見舞われ、アウェーの柏戦には間に合わない見込みだが、2ndステージ終盤戦、進出が決まっているチャンピオンシップへ向けて、チーム一丸となって上昇気流に乗っていきたい。
注目は、西の代役として先発が予想される伊東幸敏だ。今季開幕前は出場機会が少ないことから移籍を視野に入れ、清水エスパルスからも獲得の打診があった中で残留を決断した。今季は徐々に出場機会を増やし、夏前辺りからのプレーは成長の跡が見られる。状況判断に迷うことも少なくなり、持ち前の運動量を生かして思い切りの良い攻撃参加を見せている。リオデジャネイロ五輪の日本代表メンバーには生き残れなかったが、チーム内での地位は高まってきており、この試合で結果を残し、先発定着への足掛かりにしたいところだ。
内転筋の痛みで日本代表を離脱した昌子源も回復し、先発ピッチに立つ見込み。石井監督の一時離脱で、監督自身、選手、そしてクラブスタッフも、今一度、“鹿島アントラーズ”を見つめ直す機会があった。その中で良く聞かれる言葉が「献身」。柏戦では、鹿島らしいが試合が見られそうだ。(totoONE編集部)