ページ

2016年11月25日金曜日

◆久保建英が飛び級選出! アルゼンチン遠征に参加するU-19代表メンバー発表(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?203906-203906-fl



 日本サッカー協会(JFA)は24日、アルゼンチン遠征に参加するU-19日本代表メンバーを発表した。5日にFC東京U-23でJリーグ最年少出場記録を15歳5か月1日に更新したFW久保建英(FC東京U-18)も選出された。同遠征は30日から12月10日まで行われ、12月5⽇と同7⽇に国際親善試合でU-19アルゼンチン代表と対戦する。

以下、選手およびスタッフ

■スタッフ
▽監督
内山篤
▽コーチ
木村康彦
▽GKコーチ
佐藤洋平

■選手
▽GK
1 小島亨介(早稲田大)
12 山口瑠伊(ロリアン/フランス)
23 若原智哉(京都U-18)

▽DF
22 板倉滉(川崎F)
6 浦田樹(琉球)
3 中山雄太(柏)
16 岩田智輝(大分)
4 町田浩樹(鹿島)
2 藤谷壮(神戸)
19 舩木翔(C大阪U-18)
20 橋岡大樹(浦和ユース)

▽MF
10 坂井大将(大分)
8 三好康児(川崎F)
11 長沼洋一(広島)
17 市丸瑞希(G大阪)
18 遠藤渓太(横浜FM)
7 黒川淳史(大宮)
21 原輝綺(市立船橋高)
15 渡辺皓太(東京Vユース)
5 冨安健洋(福岡)

▽FW
13 和田昌士(横浜FM)
9 小川航基(磐田)
14 久保建英(FC東京U-18)

◆12月3日に埼スタで最終決戦! 浦和、鹿島とのCS決勝チケット完売を発表(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161124/519639.html?cx_cat=page1



 浦和レッズは24日、明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ(CS)決勝第2戦、ホームで行われる鹿島アントラーズ戦のチケットが完売したと発表した。チケット発券枚数は約5万9000枚となっている。

 CS決勝はホーム&アウェーの2試合合計スコアで争われる。第1戦は29日にカシマスタジアムで、第2戦は12月3日に埼玉スタジアムで開催。年間勝ち点1位の浦和と、同2位の川崎を23日に行われた準決勝で下した同3位の鹿島と激突する。

 なお浦和はCS決勝第2戦のチケット完売にあたり、「販売枚数には現時点での予約中枚数も含まれます」、「予定枚数が終了した席種についても、引き換え状況により販売を再開してる場合もあります」と、呼びかけている。

◆岡田武史氏、鹿島の勝利への徹底に賛辞「小さなスキを見せないことが勝負を分ける大きな要因」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20161124/519714.html?cx_cat=page1



 明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップの準決勝が23日に行われ、鹿島アントラーズ(年間3位、ファーストステージ優勝)が1-0で川崎フロンターレ(年間2位)を下し、浦和レッズ(年間1位、セカンドステージ優勝)が待つ決勝進出を決めた。

 同試合を生中継したスカパー!にて、ゲスト解説を行ったFC今治オーナーで日本サッカー協会副会長の岡田武史氏に試合後、話をうかがい、準決勝の一戦を振り返ってもらった。

 準決勝は川崎の本拠地・等々力陸上競技場で行われ、年間勝ち点で上位の川崎は引き分けでも決勝にコマを進める状況だったが、後半に鹿島FW金崎夢生に得点を許し、敗退となった。岡田氏は、「戦術やシステムも大事ですが、最終的に勝負を分ける一番大事な要素は小さなことにスキを見せないかどうかです。はっきりと鹿島と川崎の差がそこに出たと思います」と振り返る。

 決勝点は左サイドからのスローインから山本脩斗のクロスに金崎がヘディングで合わせたものだったが、「川崎は簡単にクロスを上げさせましたが、鹿島は絶対にそこを上げさせない。小さなスキを見せないことが勝負を分ける大きな要因になります」と、具体的に見られた失点シーンを含めた川崎のスキを指摘。

 続けて鹿島の勝利への徹底ぶりを称え、「その小さなスキが『勝ち切る』か『いい試合をした』で終わるかの違いになります。この試合は典型で、鹿島は徹底して勝つことへのこだわりをクラブとして継続できています。それはすごいことですよね。クラブとして監督の選び方、選手の取り方を、スタイルを変えずにやってきているところは鹿島の強さだと思います」と、クラブ根付く姿勢に賛辞を贈る。

 準決勝で目立った選手を挙げてもらうと、鹿島の主将・小笠原満男をピックアップ。「37歳という年齢であそこまで前に出ていくし、すぐに戻る。年齢を考えればケガも少ないですし、すごいですよね。昔はテクニシャンと言われていたけど、あそこまで泥臭いプレーができるスタイルに変えてでもやっていることはすごいです」と評価すると、「試合後のインタビューで、『勝たないとわからないものがある。それを伝えたい』と話したようですけど、まさにその通りです」と、鹿島の勝利へのこだわりを体現する選手として絶賛。

 年間勝ち点では鹿島を13ポイント上回った川崎だが、CSでは準決勝で姿を消すことになった。岡田氏は、「かわいそうだったのは、川崎のサッカーをするための中心の選手が欠けたこと。相手に守備ブロックを作られると、中央でボールを受ける選手がいないといけないけど、今日はあと一人足りなかった」と話し、負傷の影響で欠場した小林悠、大島僚太の不在が響いたことを指摘。

 しかし、主力不在以外にも「素晴らしいサッカーをしていますが、あと一歩、鹿島がやり切った守備の激しさが足されたら、すごいチームになるはず。風間監督は今季で退任しますし、勝たせてあげたかった気持ちはありましたが、そこが足りなかったのかなと。お客さんからこれだけ支持されていますし、やっているサッカーは間違っていないと思います。あとは、そのプラスアルファ。タイトル『争い』をすることと、タイトルを『取りきる』ことは大きな差があります」と、勝者になるために欠けていることとして、前述の小笠原が話したような「勝たないとわからないもの」を、知るきっかけが川崎に必要なことだと話している。

 岡田氏は12月3日に開催されるCS決勝第2戦でも、スカパー!にて解説を担当することが決まっている。

◆大一番で際立つ「鹿島っぽい」勝利。 想定通りに粛々と川崎Fを撃破(Sportiva)


https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2016/11/24/___split_27/

「これが鹿島らしさ。鹿島っぽい試合だった」

 試合後、ジュニアユースから鹿島アントラーズひと筋のFW土居聖真が語った言葉に、うなずくしかなかった。それは短いながら、この試合を的確に言い表していた。

 J1年間勝ち点2位の川崎フロンターレと、同3位の鹿島が対戦したJリーグチャンピオンシップ準決勝。勝者が決勝進出となるのは当然のこと、引き分けの場合には、年間勝ち点上位の川崎が決勝へ進む。

 しかも、この準決勝はホームアンドアウェー方式ではなく、川崎のホーム、等々力陸上競技場での一発勝負。舞台は川崎有利に整えられていた。

 加えて、今季リーグ戦での成績も、川崎有利の見方を後押しした。

 シーズンを通じて一度も連敗することなく、年間勝ち点で最後まで浦和レッズとトップを争った川崎に対し、鹿島はファーストステージを制したものの、セカンドステージに入ると急ブレーキがかかり、11位に沈んだ。セカンドステージの最後は4連敗でフィニッシュ。辛うじて年間勝ち点3位は守ったものの、チーム状態は下降の一途をたどっているかに見えた。

 ところが、である。川崎有利だったはずの試合も終わってみれば、鹿島が1-0で勝利。最少得点差ながら盤石という表現すらふさわしい、まさに「鹿島らしい」勝ちっぷりだった。



 土居は「天皇杯のヴィッセル神戸戦(11月12日)が終わってからは、ずっと川崎を想定して練習してきた」と明かすと、こう話す。

「後ろだけでなく、前線からの守備が重要だった。1点取ってからは(川崎に攻め続けられる)一方的な試合になったが、危ないところは消すことができた」

 J1最多得点の川崎を相手に、無失点で終えたスコアが示す通り、この日の鹿島ディフェンスは出色の出来を見せた。ボールという磁石に自然と選手が引き寄せられるかのように、川崎がパスをつないだ先には、必ず白いユニフォームが近づき、ボールの出どころに対してプレッシャーをかけ続けた。これではさすがの川崎も、パスワークのテンポを上げられない。

 そして、ピッチ上の選手が集中力を切らしがちになるスローインから、一瞬のスキをついてゴールを奪う。こうなると、試合は完全に鹿島ペースである。

 土居が言うように、後半のほとんどの時間で川崎が攻めていたのは事実だが、川崎の攻撃にリズムのよさは感じられず、ゴールの匂いは漂わなかった。

「(後半の立ち上がり5分と)点を取る時間が早かったので、守りに入るのが早かったかなとは思うが、リスクを負わずにやれた」

 試合を振り返る土居は、淡々としていながら、それでいてどこか誇らしげにそう語った。

 この試合の勝利に「鹿島らしさ」を感じていたのは、土居だけではない。

 いつも「試合前は好きな音楽を聞いている」DF昌子源は、この日に限って珍しく過去の試合映像を見ていたという。2009年シーズン最終節(第34節)の浦和戦。アウェーの埼玉スタジアムに乗り込んだ鹿島が、1-0で勝利して前人未踏の3連覇を達成した試合である。昌子が語る。

「その試合は、(1-0でリードし、浦和に押し込まれる)苦しい状況をチーム全員で守っていた。岩政さん(DF岩政大樹。現ファジアーノ岡山)の存在が際立っていた。僕も(岩政と同じ)3番を背負う以上、踏ん張らないといけないと思った。1点を守り切るんだという気持ちをアントラーズからも学んだし、岩政さんからも学んだ」

 背番号3とともに、鹿島イズムを継承した男は「これが鹿島なんだと思う試合を見て、モチベーションが上がった」。

「そのとき、(川崎に)1-0で勝っている絵が頭に浮かんだ。最後は苦しい展開になると予想していたが、見本どおりの試合ができた」

 昌子は堂々と胸を張り、力強くそう語った。

 率直に言わせてもらえば、エンターテインメントという意味では、面白い試合ではなかった。

 鹿島の守備がよかったのは事実だが、川崎の攻撃にもミスが目立った。この局面を突破できればチャンスにつながる、というところで、パスがズレるシーンは多かった。

 鹿島が挙げた虎の子の1点にしても、労せずして決まった感がある。引き分け=敗退となる鹿島にしてみれば、どんなに守備がうまくできていたとしても、どこかで無理をして攻撃に出る必要があった。0-0で進むなか、鹿島はどこで勝負をかけるのか。ベンチワークも含めた、そんな駆け引きもまた、ヒリヒリするような試合終盤の見どころとなるはずだった。

 ところが、実際は何の無理もせず、鹿島は難なくゴールを奪ってしまった。ともすれば、スタンドの観客がビールや弁当に目をやり、見逃してしまいそうなスローインからのプレーである。

 結局、試合はスコアが二転三転することなく、たった一度のゴールシーンを見せただけでタイムアップのときを迎えた。試合の興奮度を表す折れ線グラフがあったとすれば、大きな起伏のない、極々緩やかな上昇曲線だけを描いたに違いない。鹿島は粛々と任務を遂行し、寝た子を起こすことなく、静かに試合を終わらせた。

 鹿島の石井正忠監督は語る。

「こういう戦い方になるんじゃないかと予想はしていた。我々は相手を1点上回ることが条件だったので、それを果たせてよかった。選手は90分間、自分の役割を全うしてくれた」

 数々の不利な条件を覆す静かな勝利は、陳腐な表現と知りながらも、さすがは試合巧者と言うしかない。

 なるほど、鹿島っぽい試合だった。

◆【鹿島】永木、戴冠へ決意新た「移籍1年目で経験できるのは大きな財産」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161124-OHT1T50245.html



 鹿島の日本代表MF永木がチャンピオンシップ決勝の浦和戦(29日・カシマ、12月3日・埼玉)に向け、気を引き締め直した。

 勝利した23日の準決勝・川崎戦から一夜明け、主力組は軽めの調整。「(湘南から)移籍して1年目でこういう経験ができているというのは自分にとって大きな財産。是が非でもタイトルを取りたい」と決意を新たにした。

◆鹿島の伝統復活 昌子がリーグ3連覇決めた堅守再現(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1742297.html



<明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ:川崎F0-1鹿島>◇準決勝◇23日◇等々力

 鹿島の堅守が土壇場で復活した。シュート本数は10対11と下回ったが、前線からの連動した守備で粘り勝ち。リーグ最多68得点の相手に、決定的な枠内シュートを1本も許さなかった。

 優勝した第1Sは17戦10失点も、第2Sは24失点。準決勝を前に守備リーダーのDF昌子は伝統の力を借りた。普段は試合前にサッカーの映像を見ず音楽を聴く。しかし今回だけはリーグ3連覇を遂げた09年の最終節、浦和戦を3年ぶりに見た。

 完全アウェーの中、当時のエース興梠の1点を守り抜いた試合。背番号3の先輩、DF岩政が決定的なシュートに左足を伸ばしCKに逃れていた。「これが鹿島の3番の仕事」。再現したかのように後半44分、昌子は縦パスに右足を上げ、わずかに当てた。触らなければゴール前のFW大久保に渡り、失点していた可能性が高い。「最後の1歩を出せるかどうか」。17冠王者のDNAが一発勝負で呼び覚まされた。【木下淳】