天皇杯全日本選手権最終日(1日、鹿島2-1川崎、吹田ス)後半43分から途中出場した鹿島のファブリシオが熱戦にけりをつけた。延長前半4分、西からボールが渡ると、ゴール右上に豪快に蹴り込む決勝点。ブラジル出身のMFは「献身的に謙虚にプレーしたことでチームに勝利をもたらす得点ができた」と感慨深げに言った。
昨夏にポルティモネンセ(ポルトガル)から期限付きで加入。試合後には「鹿島の一員としてできる最後の試合だった」と退団を明言した。日本のサッカーに適応するのに苦労したといい「本来の自分の特長、プレースタイルを見せずに終わってしまった。今後についてはじっくり考えたい」と話した。
http://www.sanspo.com/soccer/news/20170101/jle17010119390013-n1.html