ケルンの日本代表FW大迫が28日、ダルムシュタット戦で2得点1アシストなど4得点に絡み6―1の大勝に導いた。前半36分、相手DFの死角から前線に飛び出し豪快なヘディング弾。後半27分には右足で決め、ドイツ移籍後初の複数ゴールを記録。前半32分には相手オウンゴールも誘発。全国高校選手権の活躍以降、代名詞となった通りの、まさに“半端ない”パフォーマンスだった。
今季は全18戦に出場も目に見える結果は乏しかった。前日、自身の代理人と話す中で「FWはやっぱり点を取らないとダメ。2点取ります」と予告。その言葉にうそはなかった。心掛けたのは後ろで触ってから前に出るという形。前線でフリーになれるからだ。「ずっと自分に足りない部分と思っていた」。特に1点目の場面は理想の形に近かった。
昨年9月のライプチヒ戦以来の得点で今季通算4得点。ブンデスリーガ公式サイトではマン・オブ・ザ・マッチに選出され、地元紙の採点でもビルト、エクスプレスなど軒並み「1」と最高評価をつけた。「手応えはあります。体も動いている」と大迫。3月にW杯予選が再開する日本代表にも明るいニュースとなった。
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