鹿島アントラーズMF柴崎岳の移籍先候補に挙げられているラス・パルマスだが、柴崎獲得前に中盤の補強を敢行する目論見だ。スペイン『マルカ』が報じている。
欧州カップ戦出場を目指して今冬積極的な補強案を提示しているとされるラス・パルマス。1月に3~4選手を獲得する考えの同クラブは、現在ハンブルガーSVのMFアレン・ハリロビッチをトップターゲットに掲げているようだ。
ハリロビッチは今夏バルセロナからハンブルガーSVに移籍した。しかしドイツでは満足行く出場機会を得られておらず、移籍を希望している。ラス・パルマスはクロアチア人MFを今季終了時までのレンタルで獲得し、買い取りオプションを契約条項に盛り込む考えだ。
ラス・パルマスはFWセルヒオ・アラウホがAEKアテネ移籍に迫っている。これもハリロビッチの獲得を後押ししているようだ。一方で、フィオレンティーナMFエルナン・トレド、ウエスト・ハムFWジョナタン・カジェリら以前から補強リストに入れていた選手たちとの交渉は難航しているという。
そこでラス・パルマスは複数選手獲得の可能性を同時に探っている模様。ハリロビッチを確保しつつ、柴崎やパリSGのFWヘセ・ロドリゲスとの交渉も進めているとみられている。
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?208394-208394-fl