サッカーJ2松本山雅FCの選手たちが今季への意気込みを語る「2017キックオフイベント」が十九日、山形村のアイシティ21で開かれ、選手たちが約千人のサポーターを前にJ1復帰に向けた決意を新たにした。
反町康治監督と選手二十八人が参加し、一月二十四日から今月十七日まで実施した静岡、鹿児島両県での一次~三次キャンプの仕上がり状況を交えて抱負を語った。
昨季はJ1鹿島アントラーズから期限付き移籍で出場し、今季は完全移籍したFW高崎寛之選手は「良い時も悪い時もあるが、皆で笑って終われるように今年一年よろしく」と呼び掛けた。
反町監督は「昨年感じた勝ち点1の重みを、どう捉えて今年戦っていくかが大切。開幕戦に向けて、皆さんの気持ちに応えられるように、ベストを尽くして頑張りたい」と意気込んだ。
チームは二十二日から静岡市内で最終調整に入り、開幕戦となる二十六日の横浜FC戦に臨む。駒ケ根市の専門学校一年金野遥さん(19)は「開幕戦にも行くので、ますます今季が楽しみになった」と笑顔で話した。
(水田百合子)
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