アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ初戦(21日)でJ1王者の鹿島アントラーズと対戦する蔚山(韓国)は20日、試合会場となるカシマスタジアムで前日練習と会見を行った。
背番号10を背負い、昨年は全北の一員としてACLを制したFW李宗浩(24)は「明日の試合はすごく楽しみ。蔚山での初めての試合なので、勝って目標を達成したい」と意気込みを語った。鹿島GKクォン・スンテとは昨季のチームメート。「仲の良い先輩と後輩の間柄だが、練習ではゴールを決めてきたので自信はある」と得点も誓った。
98年から2季にわたって神戸でプレーした経験のある金度勳監督(46)は鹿島の印象について「固い守備からの攻撃がすばらしい」と評価した。Jでプレーした当時を懐かしみながら「小笠原選手がすごく怖かった。今まで現役でプレーできるとは思わなかったが。相変わらず活動量が多い。神戸時代は鹿島に1度も勝てなかった覚えもある」。主将を務める37歳の存在感を警戒した。【鎌田直秀】
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