テネリフェのMF柴崎岳獲得発表から、1週間以上が経過した。ここまでに押し寄せた日本の報道関係者の数はペレス・ボレゴGD(ゼネラルディレクター)を驚かせるものだったのかもしれない。
1月31日にテネリフェ移籍が決定した柴崎。日本では入団会見の模様がニュースで流されるなど、リーガ・エスパニョーラ2部に参戦する選手としては異例の扱いとなった。
ボレゴGDは、柴崎への扱いに驚いた一人だ。スペイン『アス』『カデナ・セール・カナリア』が同GDのコメントを伝えている。
「柴崎の加入に関して、日本のメディアの期待の大きさに驚いているよ。我々は彼ができるだけ早く適応し、コーチ陣やチームメイトと心地良い関係を築けることを優先的に考えている」
「我々は彼が必要とするサポートを全面的に提供するつもりだ。文化の違いがあるから、助けが必要なのは当然。だけど適応にそれほど時間を要するとは思わない。テネリフェ島のファンは彼に愛情を示してくれるはずだ。すぐにここの社会にも馴染めるだろう」