アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグE組第5戦(26日、蔚山0-4鹿島、蔚山)一気にギアを変えた。ACL優勝経験のある蔚山を後半の4ゴールで粉砕。アウェー戦での価値ある初勝利に石井監督が胸を張った。
「プレッシャーをかけ続け、ミスを誘って得点できた。タフに戦ってくれた成果だ」
0-0で迎えたハーフタイム。ロッカールームでDF昌子が「俺たちは勝ちに来た。本気の姿勢を見せよう」と訴えた。後半、果敢に前へ出る厳しいプレスで相手を圧倒。同7分、GKがはじいたこぼれ球をFW金崎が押し込んだ。2分後には高い位置でミスパスを奪い、FWペドロジュニオールが加点。さらにGKのミスキックを逃さず金崎がこの日2点目を決め、相手の戦意を完全にくじいた。
ブリスベン(豪州)が敗れ、最終戦で3、4位のチームに抜かれる可能性が消え、浦和に続いて6年ぶりの決勝T進出が決定。本拠にムアントンを迎える最終戦に勝てば1位で1次リーグを通過する。金崎は「ホームでもっといい姿を見せられるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
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