「明治安田生命J1、大宮0-1鹿島」(1日、NACK5スタジアム大宮)
2連覇を狙う鹿島は大宮を1-0で退け4連勝。勝ち点12として2位に浮上した。点差以上の強さだった。勝ち点で首位神戸に並んだ試合を石井監督は「1点あれば落ち着くと思っていた。価値ある勝ち点3」と評価した。得点は1。日本代表DF昌子、植田を擁する鹿島守備陣が守り切った。
決勝点は後半34分。中央からのFW鈴木のスルーパスに反応したMF土居が冷静に決めた。「信じて長い距離を走った。優磨とは生かし、生かされる関係」と攻撃陣の信頼関係に胸を張った。
この1点で十分だった。植田は「0-0でも焦りはなかった。1点取ってくれれば、守り抜ける」とこちらは攻守の信頼関係を強調する。次はC大阪戦。昌子は「攻撃にオシャレなサッカーをする選手が多い。きょうみたいに我慢強くいきます」とニヤリ。王者の歯車はガッチリかみ合っている。
https://www.daily.co.jp/soccer/2017/04/02/0010057909.shtml