リーガ・エスパニョーラ2部の第32節が2日に行われ、MF柴崎岳が所属するテネリフェとレアル・オビエドが対戦した。
勝ち点で並ぶ4位テネリフェと5位レアル・オビエドの直接対決。勝ったチームは今節の試合で引き分けに終わったカディスを抜いて3位に浮上する。柴崎は左サイドで移籍後初の先発出場を果たした。
開始6分、テネリフェは柴崎が左サイドの裏に抜け出し左足で折り返したが、ニアサイドのDFにクリアされてしまい、シュートには繋がらなかった。
試合が動いたのは17分。セットプレーの競り合いの中でファウルがあったとして、テネリフェがPKを獲得。これをアイトール・サンスがゴール左に蹴り込み、先制に成功した。
後半に入り46分、前半途中からポジションを右サイドに移していた柴崎がロングボールで右サイドの裏に抜け出す。柴崎は角度のないところから右足ボレーで狙ったが、シュートは枠の上に外れた。
1点リードのテネリフェは75分、柴崎に代えてスソを投入した。その後はレアル・オビエドに押し込まれる展開となったテネリフェだが、GKを中心に体を張った守備でなんとか凌ぎ、試合はこのままタイムアップ。1-0で勝利を収めたテネリフェが3位に浮上した。
次節、テネリフェは8日に敵地でラージョ・バジェカーノと、レアル・オビエドは9日にアウェイでUCAMムルシアと対戦する。
【スコア】
テネリフェ 1-0 レアル・オビエド
【得点者】
1-0 17分 アイトール・サンス(テネリフェ)
https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170403/570922.html?cx_cat=page1