サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は23日に東地区の決勝トーナメント1回戦が始まり、鹿島は広州恒大(中国)と、川崎はムアントン(タイ)とアウェーでの第1戦に臨む。鹿島の石井監督は22日、試合会場で記者会見し「安定した戦いをして、最低でも勝ち点を取ってホームに帰ることが重要になる」と話した。
チームは雨中で最終調整した。
鹿島のセンターバックは植田、町田が相次いで離脱し、守備的MFが本職の三竿健らが先発候補に挙がる。攻撃力が自慢の広州恒大を相手に不安は残るが、三竿健は「ミスを恐れずにやる。駆け引きをしながらボールを奪うことができればいい」と意気込んだ。
石井監督は「センターバックは一つのポイントになるが、前線からの守備も重要になる。立ち上がりの15分が大事だ」と、序盤の試合運びに慎重さを求めた。(共同)
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