29日のリーガ・エスパニョーラ2部第36節、アウェーでのムルシア戦(0-1)でテネリフェ加入後初となるフル出場を果たしたMF柴崎岳だが、テネリフェの地元メディアからは高評価を与えられている。
地元メディアは柴崎の後半からのプレーを大きく評価。『デポルプレス』は次のような寸評を記した。
「日本人は後半から傑出したパフォーマンスを見せた。前半は絡む選手もおらず、その試みは成功しなかった。しかしハーフタイムを境に尻上がりに調子を上げた。マルティ(テネリフェ監督)は彼を右サイドに位置させたが、そのポジションから離れたときにこそ加入後最高のガクが見られた。ボールを求め、見事な基準、考え、判断でそれに触れていた」
一方『エル・ドルサル』の寸評では、テネリフェが敗戦したこの試合で、柴崎のプレーが明るいニュースであったとの見解が示されている。
「厳しい敗戦の中でのポジティブな点だった。ボールを求め、それを巧みに扱い、自分が望むことを実現していった。ほとんど踏むことがなかったペナルティーエリア以外では。継続して起用するに値する」
なおテネリフェ次節、ホームにルーゴを迎える。
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