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2017年5月24日水曜日

◆【鹿島】土居「決められなかった自分の責任」第2戦勝ってACL16強の壁越える(報知)




 ◆AFCアジアチャンピオンズリーグ ▽決勝トーナメント1回戦第1戦 広州恒大1―0鹿島(23日、中国・広州)

 鹿島は敵地で広州恒大に0―1で完封負け。センターバックに負傷者が続出する中、DF昌子源(24)と三竿健斗(21)が先発したが、ブラジル代表MFパウリーニョに決勝点を献上した。

 敗戦後、アウェーのロッカールームで「次勝てばいい」「まだ半分」という声が飛ぶ中で、鹿島MF土居は厳しい視線を向けた。0―1の敗戦を「決められなかった自分の責任。前線の責任」と決めつけ、「これじゃあラウンド16(決勝T1回戦)で負けるいつもの鹿島になってしまう。よくやったと思うけど、それじゃダメ」と言い切った。

 満身創痍(そうい)だった。DF植田らが負傷し、センターバックはDF昌子1人だけ。代役のMF三竿健は「成長していると感じた」と話すように、大きなミスもなく仕事を遂行した。GKクォン・スンテの存在が光り、前半0―0はプラン通り。だが、気温30度、湿度80%超で体力を奪われ、後半30分にセットプレーから失点後、反撃する力は残されていなかった。

 鹿島はACLとなった02年以降6度出場し、最高成績は決勝T1回戦。08~11年大会で4度、同1回戦で涙。第2戦で逆転するためには最低限2―0の勝利が必要。その歴史を知る土居は結果に「イライラする」と言いながら「勝つ。結果を出す」と歴史を繰り返さないことを誓った。(内田 知宏)

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170524-OHT1T50012.html