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2017年6月22日木曜日
◆“本田の薫陶受ける”ルーキー安部が全5得点に絡む! 前回王者の鹿島、JFLマルヤスをホームで一蹴(ゲキサカ)
[6.21 天皇杯2回戦 鹿島 5-0 FCマルヤス岡崎 カシマ]
天皇杯2回戦が21日に行われ、前回王者の鹿島アントラーズは県立カシマサッカースタジアムでJFLのFCマルヤス岡崎と対戦し、ルーキーのMF安部裕葵が全5得点に絡む活躍で5-0の大勝を飾った。7月12日に開催される3回戦では、J2の山形と対戦する。
ディフェンディングチャンピオンがホームで圧巻のゴールショーを見せつけた。まずは前半7分、FW金森健志のシュートがGK藤井賢心に弾かれ、PA内中央でセカンドボールを拾った安部が冷静に右へパス。トラップで相手DFをかわしたFW鈴木優磨が右足で豪快に蹴り込み、均衡を破った。
前半16分には早くも追加点。中央で粘った安部がPA内右のMF遠藤康につなぐと、遠藤が左足で送ったクロスをファーの金森がヘディングで押し込む。さらに同45分、右サイドのDF伊東幸敏がグラウンダーのクロスを供給。PA内中央で戻りながら反応した安部が右足で丁寧にゴール右隅に決め、3-0で前半を終えた。
後半も攻撃の手を緩めない鹿島。しばらくはスコアが動かない時間が続いたものの、後半40分にDF小田逸稀の左クロスからゴール前の安部が打点の高いヘッドを叩き込み、4点差とする。3分後の同43分には安部からパスを受けたMF永木亮太がPA内右から狙い澄ましたクロスを送り、ファーでフリーとなっていたMF田中稔也が右足のボレー。GK藤井に触られながらもネットを揺らし、5-0と試合を決定づけた。
安部はプロ初ゴールを含む2得点1アシストを記録し、全5得点に絡む活躍。日本代表FW本田圭佑が経営するS.T.FCから初めてプロ入りしたルーキーが衝撃のプレーを見せ、鹿島を3回戦に導いた。
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219403-219403-fl