Jリーグの村井満チェアマンが27日、東京・JFAハウスで会見し、役員の退任を発表した。
Jリーグのナンバー3、中西大介常務理事(51)が「パワーハラスメントおよびセクシュアル・ハラスメント」が認められたことから、辞任の申し出があり、これを受理したという。
Jリーグは調査に当たった第三者、弁護士2名から「刑事罰に当たるような犯罪行為ではない」との報告を受けているという。
それでも、「パワハラ、セクハラ」と理由まで公表した理由を広報部門の責任者は「村井は、いつもJリーグはオープンであるべきと申しております。理事会でも、メンバーから決して隠したり、隠ぺいしたりは絶対にするべきでないという話も出ました」と説明した。
Jリーグは今年に入り、5月の浦和レッズ-鹿島アントラーズ戦での浦和DF森脇良太の侮辱的発言に2試合の出場停止処分を科し、4月にはジェフユナイテッド千葉-徳島ヴォルティス戦で、徳島DF馬渡和彰がボールボーイに対し、乱暴な振る舞いをして1発退場となるなど、ピッチ内での騒動が続いた。
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