国際親善試合「明治安田生命 Jリーグワールドチャレンジ 2017」が22日、カシマスタジアムであり、鹿島がスペイン1部セビリアを2―0で下した。後半17分から途中出場し、全2得点の活躍を見せたFW鈴木優磨(21)は試合後、「ヨーロッパに行かないといけないとあらためて今日思った。相手のコンディションがもっと高い中で1シーズン、2シーズン、3シーズンフルに戦えるって、やっぱりうらやましいなと思った」と将来的な欧州移籍への思いを口にした。
途中出場から10分後の同27分にFW安部のパスをゴール左から左足で流し込み、“Cロナ・ポーズ”で歓喜を爆発。同ロスタイムのコーナーキックでは肩でMF遠藤のクロスを押し込んだ。ただ、セビリアはリーグ開幕前の調整段階。後半は疲労の色も隠せなかっただけに「この2点でセビリアから取ったんだという気持ちには正直なっていない」と満足しなかった。
「今自分がいるところで一生懸命頑張るしかない。チームの調子が良くて(試合出場の)チャンスがない中で、いかに出たときに結果を残すかだと思うし、それが自分のステップアップにもチームのステップアップにもつながると思う」と前を見据えた。
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