松本山雅への加入が発表された翌22日の愛媛戦でベンチ入り。出場機会はなかったが、試合後はチームメートと勝利を喜び合った。「試合に出られず、少しもやもやした気分もあった。早くピッチに立ってチームに貢献したい」と話す。
昨季途中からプレーしたJ1甲府での契約が満了となり、母国ブラジルに帰国。今季は所属先がないままの状態だったが、日本でのプレーを望んでいた。6月中旬に来日してJ1鹿島の練習に参加していた時に松本山雅から声がかかった。
2007年に初来日してJ2札幌に入り、17得点を挙げてJ1昇格に貢献した。12年のJ2甲府では32得点と爆発し、再びチームをJ1へと導いた。13、14年はJ1鹿島で2年連続2桁得点をマーク。J1とJ2で通算96得点を誇る。
ただ、半年以上のブランクを簡単に取り戻せるほど甘くないのも事実で、33歳という年齢がより難しくさせる。「ボールをキープしたり、トップスピードでDFの裏に抜け出したりということを日々の練習から意識していきたい」と懸命だ。183センチ、85キロ。
山雅の新戦力・FWダビ J1で2桁 光る得点力