元日本代表MF柴崎岳(25)は21日、4年契約を結んだスペイン1部ヘタフェで移籍会見に臨んだ。背番号はエースナンバーの「10」に決定。期待の大きさをうかがわせた。
まずはスペイン語で自己紹介した。
「柴崎岳です。ヘタフェに入団できてうれしいです。少し興奮しています」
以下は日本語で応答。
―リーガ1部で憧れの選手は
「いつかこのプリメーラ(1部)の舞台でプレーするのは夢でしたし、誰を追っていたわけではありません。昨年からスペインでプレーしてチャンスをつかんで、この舞台でプレーできるのをうれしく思います」
―ヘタフェ加入の決め手、そしてヘタフェの印象は
「一番クラブからの熱意を感じた。必要とされていると感じた。昨年対戦した時も2部との違いがあると思った唯一のクラブだったし、対戦した中では最も難しいチームだと思った」
―6か月、スペインに来て期待された
「まずヘタフェに対しては感謝したいと思っていますし、昨年のテネリフェにも温かいサポートがあってプレーしやすかった。この場を借りて感謝したい」
―ヘタフェへの貢献と目標は
「攻撃の面で多くの貢献がもたらせると思う。チームについての目的は勝利を重ねて、上の順位を目指していきたい」
―新監督と話したか。何を言われたか
「まだ監督と話していない。すぐに練習で…」
―鹿島時代、クラブW杯でRマドリードとの対戦チャンスがあった。また対戦できる楽しみは
「リーガは世界最高のリーグなので、たくさんのチームと対戦するのを楽しみにしています」
―本拠コリセウムに対して
「(1部昇格を逃した)残念なそういう気持ちのあるスタジアムでしたが、新たにホームとしてプレーして多くのものに貢献できればと思います」
―移籍先が決まるまで1か月はどうしていたか
「ゆっくり休んでサッカーのことを考えないようにしていました。鹿島ではトレーニングしていません」
―日本のファンへ
「ヘタフェの競技場に、より多くの日本人ファンに来て欲しい。そしてヘタフェからリーガの魅力を発信していきたい」
―ポジションは
「求められればどのポジションでもある気はある。センターMFが好きだ」
―対戦したい選手は
「(苦笑しながら)たくさんの魅力的な選手がいるので…。楽しい気持ちになると思います」
http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20170721-OHT1T50167.html