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2017年8月21日月曜日

◆元日本代表FW鈴木隆行氏がキーマンにDFリーダーの吉田を挙げる 江戸川大で特別講義(サンスポ)


江戸川大で特別講義を行った元日本代表FW・鈴木隆行氏(右)

 J1鹿島などで活躍し、2002年W杯日韓大会に出場した元日本代表FW鈴木隆行氏(41)が20日、千葉・流山市の江戸川大のオープンキャンパスで特別講義を行った。

 「本戦より、予選の方がある意味プレッシャーがかかる。その中で生きるのは経験と意志の強さだと思う」

 鈴木氏は現役時代、02W杯日韓大会に出場。1次リーグのベルギー戦で得点を挙げ、日本選手史上2人目のW杯得点者となった。06年ドイツ大会では本戦の代表メンバーから漏れたが、アジア予選を戦った経験がある。予選と本大会の両方の厳しさを知るだけに、W杯ロシア大会アジア最終予選を直前に控えた日本代表に向けて熱いエールを送った。

 ブラジルやベルギーのリーグでプレーした経験がある鈴木氏は、国内と海外では球際での激しさが違うと強調。「監督が気にするのはそこだと思う」とバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が海外リーグでプレーする選手の“デュエル”に期待する理由を分析。「DFリーダーの吉田選手(サウサンプトン)が鍵になる。岡崎選手(レスター)は2試合連続ゴールで勢いに乗っている」とイングランド・プレミアリーグでプレーする2選手に期待を込めた。

 日本代表は8月31日にホームで豪州と対戦。9月5日(日本時間6日)にアウェーでサウジアラビアと対戦。いずれかで1勝を挙げれば本大会出場が決まるが、「『2試合ある』と思うと隙が出る。初戦に集中した方がいい」と説いた。