ページ

2017年8月25日金曜日

◆柴崎が15年10月以来の代表復帰…W杯予選・豪州、サウジ戦へ27選手発表(報知)



 日本サッカー協会は24日、都内で18年ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、サウジアラビア・ジッダ)に向けた代表選手27人を発表した。今季からスペイン1部・ヘタフェで10番を背負うMF柴崎岳は15年10月の親善試合以来の代表復帰となったほか、22日に鮮烈なメキシコデビュー弾を決めたFW本田圭佑も、右ふくらはぎ肉離れから滑り込みでメンバー入りした。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「我々全員にとって、非常に重要。他の試合とは違う。ただのサッカーの試合ではなく、日本という国家にとっても試合に興味を持つ人がたくさんいると思う。今回は色々な困難な状況があり、一番リストを作るのが難しかったが、戦える個性を持っていると思う。批判も耳に入ってくるが、私はこういう状況が好きだ。批判が多ければ多いほど、それに応えるために強くなれる。W杯出場を決める試合にしたい」と意気込んだ。

 日本はオーストラリアに勝利すれば6大会連続6度目のW杯出場が決定するが、引き分け以下の場合、可否はサウジアラビア戦に持ち越しとなる。西野朗・技術委員長(62)は「厳しいゲームになるのは間違いないが、オーストラリアも立場は同じ。我々はホームで戦えるアドバンテージを持っている。オーストラリアに(W杯予選で)勝ったことがないが、歴史を変えたいと思う」と力を込めた。

 代表選手は以下の通り。

 ▼GK 川島永嗣(メツ=フランス)、東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)

 ▼DF 長友佑都(インテル=イタリア)、槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン=イングランド)、酒井宏樹(マルセイユ=フランス)、酒井高徳(ハンブルガーSV=ドイツ)、昌子源(鹿島)、三浦弦太(G大阪)、植田直通(鹿島)

 ▼MF 長谷部誠(フランクフルト=ドイツ)、高萩洋次郎(F東京)、香川真司(ドルトムント=ドイツ)、山口蛍(C大阪)、柴崎岳(ヘタフェ=スペイン)、井手口陽介(G大阪)、小林祐希(ヘーレンフェーン=オランダ)

 ▼FW 岡崎慎司(レスター=イングランド)、本田圭佑(パチューカ=メキシコ)、乾貴士(エイバル=スペイン)、大迫勇也(1FCケルン=ドイツ)、原口元気(ヘルタ=ドイツ)、武藤嘉紀(マインツ=ドイツ)、杉本健勇(C大阪)、久保裕也(ヘント=ベルギー)、浅野拓磨(シュツットガルト=ドイツ)

柴崎が15年10月以来の代表復帰…W杯予選・豪州、サウジ戦へ27選手発表