W杯アジア最終予選 日本0―1サウジアラビア ( 2017年9月5日 ジッダ )
6大会連続のW杯出場を勝ち取った日本代表はサウジアラビア戦で最終予選の全日程を終えた。本紙評論家の中田浩二氏(38)が最終戦を検証し、本大会に向けて提言を送った。
DFラインはオーストラリア戦とサウジアラビア戦とも同じ選手だったが、昌子を入れて吉田との連係を深めるためだったと思う。ブロックをつくって、プレスを掛けて前でボールを奪っていたが、取りどころが下がるとやられてしまう。失点はアンカーが1枚で手薄なところを狙われた。それ以外は大きなピンチもなく「2試合で1失点」と考えればまずまずだ。
課題は吉田の控えがいないこと。センターバックは警告の累積で出場停止になることもある。今回は三浦や植田が使われなかったが、早めに試しておく必要がある。攻撃では大迫の不在が響き、前でキープできないので押し上げができず、柴崎も生きなかった。
システムは4―1―4―1で固まってきた。中盤から前
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