明治安田生命J1リーグ第25節、鹿島アントラーズ対大宮アルディージャは1-0で鹿島が勝利。試合後、鹿島FW金森健志が試合を振り返った。
明治安田生命J1リーグ第25節が9日に行われ、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと大宮アルディージャが対戦した。試合は1-0で鹿島が勝利を収めた。試合後、鹿島FW金森健志が試合を振り返った。
J1第12節・川崎フロンターレ戦以来、今季2試合目となる先発出場を果たした金森。試合前に大岩剛監督から「誰かの代わりでなくて、お前の良さを出せ」とハッパを掛けられたと明かす。そして「そう言われて、気も楽になりました。自分のストロングポイントでもあるドリブルで仕掛けていくところを意識してやりました」と続けた。
決勝点となるFW金崎夢生のゴールは、金森の供給したグラウンダーのクロスがアシストとなった。「相手(大宮の選手)が2人来たので、中に行くよりは外に引き付けて中の人数を増やして、そこを狙おうかなと。一瞬の判断だったんですけどクロスを選択して良かった」とボールを持ってからアシストに至るまでのプレーを解説。
金崎からは「ナイス」と言われたようだが、「アシスト以外のプレーは、全然ダメだった。もっと練習からそういうところを厳しくやっていかないと、もうチャンスはもらえないと思う。(試合に)出た時にしっかりまた結果を残せるようにやっていきたい」と気を引き締めた。金森は70分にピッチを去ったが、その時の心境を「もっとピッチの上にいたかったですけど。本当にファン、サポーターの皆さんの声援がずっと続いていたので感謝したいなという気持ちでいました」と振り返った。
大宮戦での起用は、MFレアンドロが出場停止だったことも要因の1つにある。ポジション争いに関しては以下のように語った。
「チーム内競争もこれからもっと激しくなっていくと思います。やっぱり、自分が出た試合で結果を残していかないと、試合に出られないぐらいレベルが高いチームだと思っているので、もっとこれから結果を残していきたいなと思います」
鹿島FW金森健志、監督から「お前の良さを出せ」…先発起用にアシストで応える