国際親善試合 日本2―1ニュージーランド ( 2017年10月6日 豊田ス )
“W杯当確弾”を決めたのはFW大迫だった。0―0の後半5分、山口の左足シュートがペナルティーエリア内の相手DFの手に当たり、PKを獲得。6月13日のイラク戦以来となる7点目を、右に蹴り込んだ。「自分が蹴ることは決まっていた。蹴るか迷っていたら外してしまう。これからも蹴りたい」とクールに振り返った。
W杯出場決定後の試合で最初に得点を決めた選手は、98年フランス大会の中田英寿、06年ドイツ大会の柳沢敦ら、過去全員が本大会のメンバー入り。大迫も、2大会連続出場に大きく近づいたことになる。
3年前のブラジル大会は2試合に出場して無得点。W杯仕様の肉体をつくるため、風船を使い横隔膜を鍛えるメニューや、ストローをくわえて呼吸しにくい状況をつくり練習強度を上げるなど、ユニークなトレーニングに取り組んだ。2度目のW杯に向けたテーマは「ゴール前に入っていくこと、点を取ること」とシンプル。「1トップとしては、相手と戦い、点を取ることができなければ意味がない」と、さらなるレベルアップを目指していく。
大迫 ロシア“当確”1号!冷静PKで代表7点目