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2017年1月18日水曜日

◆【山形】ベテラン石川もキャンプイン「若手の意見も聞きながらやっていく」(報知)




 J2モンテディオ山形は17日、静岡・御前崎市で1次キャンプをスタートさせた。DF石川竜也(37)は11対11のミニゲームで軽快な動きを見せ、マッチアップした新加入FW瀬沼優司(26)にアドバイスを送る場面もあった。「どう戦っていくか、意見を出し合っていきたい。若手の意見も聞きながらやっていく」と、ベテランらしくチームをまとめていくと話した。

 静岡・藤枝市出身の37歳は「夕食がおいしいといいな。ご飯がおいしいと、練習も頑張ろうと思える」と、地元・静岡での食事を楽しみにしていた。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170117-OHT1T50185.html

◆Jリーグアジアチャレンジの発表会見が開催、原副理事長「タイと日本にとって成長の機会となれば」(GOAL.com)


原博実副理事長(左)とタイサッカー協会のソムヨット会長

2017Jリーグアジアチャレンジで鹿島アントラーズと横浜F・マリノスがタイリーグの2クラブと対戦。原博実副理事長は「Jリーグの2チームも大会を楽しみにしている」とコメントした。

17日、タイのバンコクで2017Jリーグアジアチャレンジの発表会見が開催された。

会見には在タイ日本国大使館、福島秀夫次席公使、Jリーグから原博実副理事長、タイサッカー協会ソムヨット会長、出場するバンコク・ユナイテッドのCEOカチョーン氏、スパンブリーFCのCEOシラパアーチャー氏、タイで中継をするメディアパートナーのTrue社のビラトン氏らが出席し、40社を超えるメディアが会場に駆けつけている。

出場クラブは鹿島アントラーズ、横浜F・マリノス、バンコク・ユナイテッド、スパンブリーFCの4チームで、大会方式はJリーグとタイリーグの対抗戦。Jクラブ同士、タイクラブ同士は対戦せず、全4試合が行われる予定だ。

記者会見でタイサッカー協会のソムヨット会長は「本日このような2017Jリーグアジアチャレンジの開催概要発表会見ができとても光栄です。日本とタイは古くからとても重要な国として関係を築いており、タイは日本から沢山の支援を受けており、感謝しています。そしてタイと日本修好130周年の年に、このような大会が開催できることを喜ばしく思っています。日本はアジアのトップレベルであり、タイからも注目を集めています。将来的にはタイも日本に追いつくような成長をしていければと思っています」とコメント。

Jリーグの副理事長を務める原博実氏も以下のように語り、タイのクラブと友好を深める機会を喜んだ。

「日本とタイの修好130周年の記念となる年に、このように日本のクラブとタイのクラブが友好を深める機会が出来てとても嬉しく思っております。私自身、日本代表に選ばれて1978年に初めて試合で遠征に来たのがタイだったので、とても思い入れがある国です。当時から、タイの選手は非常に上手かったのを覚えております。今年はタイ代表とワールドカップの最終予選でも対戦していますし、タイ代表のチャナティップ選手が北海道コンサドーレ札幌に加入が決まるなど、今まで以上にタイと日本の関係が深くなっていくと思っています。彼の代表やクラブでのプレーを見るとJリーグでも活躍をしてくれることは間違いないと思っています」

「今回出場する鹿島アントラーズも横浜F・マリノスもこの大会をとても楽しみにしております。そしてこの大会が、お互いのリーグにとって交流が深まり、良き成長の機会となればと思います」

大会は1月24日(火)と26日(木)にバンコクで開催される。

http://www.goal.com/jp/news/3476/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2/2017/01/17/31625312/j%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%81%8C%E9%96%8B%E5%82%AC%E5%8E%9F%E5%89%AF%E7%90%86%E4%BA%8B%E9%95%B7%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AB%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%81%B0

◆世界屈指の強豪クラブと互角に戦ったアントラーズ(経済界)


連載]二宮清純のスポーツインサイドアウト(第54回)

二宮清純の「スポーツ羅針盤」

勝負を分けたのは1本のPKだった

 ジャイアント・キリングまで、あと一歩だった。

 2016年クラブワールド杯決勝はヨーロッパ王者のレアル・マドリード対鹿島アントラーズ(開催国王者)の対戦となった。

 延長戦の末、惜しくも2対4で敗れたものの、その勇敢で組織だった戦いぶりは世界を驚かせた。

 勝負を分けたのは1本のPKだった。後半13分、DF山本脩斗がFWルーカス・バスケスを倒したとしてザンビア人審判はPKをとった。

 この試合をVIP席で視察していた日本代表ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「審判の笛がああでなければセンセーショナルな結果になっていたかもしれない。怒りが込み上げてくる」と悔しがった。

 試合は前半9分にFWカリム・ベンゼマのゴールでレアルが先制したものの、鹿島はMF柴崎岳の2本のゴールで試合をひっくり返した。

 延長戦に入ると、目に見えて鹿島の選手たちの体力が落ち始めた。11日間で4ゲーム目とあっては無理もない。

 スキとも言えないほどのスキを見逃さなかったFWクリスティアーノ・ロナウドの技術と戦術眼はさすがだった。延長前半の2つのチャンスをきっちりものにして、クラブワールド杯史上初の決勝ハットトリックを達成して大会MVPに輝いた。

 114年の歴史を誇るレアルに対し、鹿島のそれは、わずか25年だ(住友金属時代は除く)。Jリーグ創設に合わせて誕生したクラブが、世界屈指の名門を追い詰めたのだ。これを快挙と呼ばずして、何をそう呼べばいいのか。

 監督の石井正忠は鹿島の創設メンバーのひとりで、スタート時の苦労を誰よりも知っている。

 だからこそ、試合後、次のような言葉が口をついたのだ。

 「日本のサッカーはプロリーグができてまだ25年くらい。今回の出場クラブの国の歴史を見ると浅い部類。急激に日本サッカーが世界に近づいていることを証明できた。(本拠地の)鹿嶋市は茨城県の東の端にある。(われわれは)小さな町から生まれたクラブ。Jリーグへの参入は99.9999%不可能と言われた。その0.0001%の可能性に賭けて町が動いてくれたから今がある。そのクラブが日本を象徴するチームになったことは、世界の小さなクラブにも勇気を与えることができたのではないか」

 99.9%不可能――。

 これは初代Jリーグチェアマン川淵三郎の言葉である。自著「虹を掴む」(講談社)から引く。

 〈われわれとしては鹿島という町に魅力を感じていたわけではなかった。(中略)それで「住金のプロ参加を認めることは99.9%ないけれど、屋根の付いた1万5千人収容のサッカー専用スタジアムをつくるなら話は別だ」と言った。これで彼らも絶対あきらめると思った。それは最後の陳情にきた彼らに決定的なダメージを与えるつもりの最終発言だったのである。

 ところが、住金は竹内知事と相談の上で「つくる」と言ってきた。もう、こうなると私も引くに引けない〉

 クラブ誕生秘話である。

今も鹿島に生きるジーコスピリット

 Jリーグ創設以降、18のタイトルを獲得した鹿島。これはJクラブ最多である。

 ハード面での鹿島のレガシーが1993年に完成したカシマスタジアムなら、ソフト面はジーコイズムである。

 ワールドカップの優勝こそ経験していないが、ジーコと言えば70年代後半から80年代にかけてのセレソン(ブラジル代表)の中心選手。そのテクニックは群を抜いていた。ブラジルでは“白いペレ”と呼ばれた。

 そんな伝説の男が、サッカー後進国の日本にやってくると聞いて、驚かない者はいなかった。

 しかも、カムバック先はJSL2部(当時)の住友金属工業蹴球団(後の鹿島アントラーズ)。Jリーグ創設を視野に入れ、住金はチームの目玉にと考えたのである。

 ジーコは自分にも他人にも厳しかった。さながら、そのストイックな姿勢は、サッカーの宣教師のようだった。

 鹿島OBの大野俊三は、ジーコイズムについて、こう語る。

 「私たちの中に脈々と受け継がれているジーコスピリットがある。それはプロである者なら、誰もが持ち続けていないといけない心構えのようなものです。もちろん、それは監督の石井や、今の選手たちにも受け継がれています」

 鹿島スタジアムの更衣室の入り口には「献身、誠実、尊重」との3原則が掲げられている。これは「ジーコスピリット」とも呼ばれている。

 地域密着という理念を掲げてJリーグがスタートして25年、その優等生が鹿島である。世界屈指の強豪クラブと大舞台でほぼ互角に渡り合う日がくるとは、まるで夢のようである。(文中敬称略)

http://net.keizaikai.co.jp/archives/24089

◆J1王者の鹿島が始動 去就注目の柴崎がチーム練習に参加(デイリー)


昨季のJ1王者である鹿島が始動。目指すは今季は全タイトル獲得だ

 昨季のJ1王者である鹿島が17日、新シーズンに向けて鹿嶋市内の練習場で始動。去就が注目されている元日本代表のMF柴崎岳(24)もチーム練習に参加した。

 今冬での欧州挑戦を目指している24歳には、スペイン1部ラスパルマスなど複数のクラブが獲得を検討している。練習後、柴崎本人は言葉を発することなく車に乗り込んだが、石井監督は「決まるまではしっかり練習したいという要望を受けているので」と説明した。

http://www.daily.co.jp/soccer/2017/01/17/0009838505.shtml

◆鹿島石井監督「全部のタイトルを取るのが目標」(ニッカン)




 昨季J1と天皇杯全日本選手権の2冠に輝いた鹿島が17日、茨城県鹿嶋市内で始動し、主将の小笠原らがランニングやパス練習など約2時間のメニューに取り組んだ。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも参戦する今季に向け、石井監督は「全部のタイトルを取るのが目標。高いレベルで2チーム分の戦力をつくりあげたい」と抱負を語った。

 主力の柴崎は海外移籍を模索している状況だが、レオシルバやペドロジュニオールら強力なブラジル選手を獲得した。永木は「鹿島にいたら競争は毎年のこと。自分の力でチームに貢献したい」と引き締まった表情で話した。

 入団20シーズン目を迎えるベテランGK曽ケ端は「ここまで長くできて幸せだが、やるからには結果を残したい。目の前の試合に向け、全員でいい準備をしていきたい」と気合十分に話した。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1766600.html