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◆ケルン大迫、インフルエンザ発症か…ドルト戦の出場可否は不透明(サッカーキング)
ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也がインフルエンザを発症し、29日に行われるブンデスリーガ第31節、同MF香川真司所属のドルトムント戦出場が危ぶまれているようだ。ドイツ紙『エクスプレス』が27日に報じている。
報道によると、大迫は27日にインフルエンザを発症。29日に行われるドルトムント戦に出場できるかどうかは不透明な状況と報じられている。同選手は3月23日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選第6節のUAE(アラブ首長国連邦)代表戦で負傷し、離脱を強いられていたものの、今月8日のブンデスリーガ第28節ボルシアMG戦で復帰。前節まで3試合連続でピッチに立っている。
今シーズン、ブンデスリーガ第30節終了時点で28試合出場6ゴールを挙げている大迫。フランス人FWアントニー・モデストとの2トップでケルンをけん引しているだけに、強敵ドルトムントとのアウェイゲーム欠場となれば、チームにとって大きな痛手となる。
https://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20170428/581145.html?cx_cat=page2
◆【鹿島vs鳥栖プレビュー】今季リーグ戦ホームで3敗を喫している鹿島…鳥栖はリーグ前節の神戸戦で2試合ぶりの完封勝利(サッカーキング)
■鹿島アントラーズ 直前のACL・蔚山現代戦では2トップが共にゴール
【プラス材料】
ACLの蔚山現代戦では、アウェイの地で4ゴールと大量得点で勝利を収めた。相手のミスに助けられたとはいえ、FW金崎夢生、P・ジュニオールの2トップに得点が生まれたことで、チームにも勢いがつく。石井正忠監督も「ペドロも含めて、前線の選手がゴールしたことはチームにとってもいい」と振り返っている。
ACL1次リーグ突破を決めてから中3日で迎えるホーム鳥栖戦。移動を含む連戦だけに、多少のメンバー変更がなされる見込みだ。27日の時点で鳥栖戦を想定したメンバーで実戦練習を行っていないため、予想となるが、好調のレアンドロが先発を託される可能性もある。また、蔚山現代戦で先発から外れ、体調万全の小笠原満男にも期待したい。ホームで勝てない今季、上位に離されないためにも勝ち点3を奪いたい。
【マイナス材料】
28日の練習でも、負傷中の中村充孝が別メニュー調整で鳥栖戦の出場は厳しい状況だ。2列目も他のポジションと同様に、選手層が厚く準備されているが、中村は発想力と技術で、攻撃が息詰まった時に力を発揮するだけに、早期復帰が望まれる。
また、今季はホームで勝率が悪い。因果関係は不明だが、カシマスタジアムの芝はその状態によって、試合ごとに長さを変更しているという。試合前にまく水の量はチームの意見を受け、増減させている。本来、ホームは家であり、プレーしやすい、勝手知ったる環境というのが望ましいが、環境の変化から細かいところでズレが生じているのかもしれない。
ただ、ホームで勝つ可能性が低いサッカーをしているかと言ったら、そうではない。相手と同じような確率でチャンスを決めていれば、勝利を収められた試合ばかりである。
文:totoONE編集部
■サガン鳥栖 26日のルヴァン杯第3節・C大阪でサブ組が好調をアピール
【プラス材料】
リーグ前節・神戸戦で2試合ぶりの完封勝利を手にして、磐田戦の嫌な逆転負けを払拭した。しかし、守備陣の立て直しに成功したかはこの鹿島戦で問われる。
神戸戦では趙東建の1ゴールに終わったが、ルヴァン杯第3節・C大阪戦でMF鎌田大地が2ゴールを挙げただけでなく、MF高橋義希、FW富山貴光といったリーグ戦でサブに回っている選手たちもゴールし攻撃陣が好調なことをアピール。神戸戦で貴重なゴールを挙げた趙か、それとも開幕から3試合先発した富山か、FW豊田陽平のパートナー争いは激化している。
中盤のアンカーは今節もMF小川佳純の先発が濃厚。神戸戦のように途中で高橋へのリレーが予想される。
【マイナス材料】
リーグ前節・神戸戦は無失点で勝ったものの、守備陣を総入れ替えしたルヴァン杯第3節・C大阪戦で大量4失点。そのせいもあってか、翌日の練習ではレギュラー陣に対して鹿島対策を入念に行った。
現在、鳥栖はカシマスタジアムでは2連敗中。また、今季はまだアウェイゲームでの勝利がないという嫌なデータもある。前節、ホームで手にした良い流れをこの試合に持ち込めるかがポイントだ。
神戸戦後、CBキム・ミンヒョクは「次も0点に抑えて勝ちたい」と話した。気がかりなのは、ルヴァン杯第3節・C大阪戦にフル出場した鎌田と趙のコンディション。ただし、コンディション的に厳しいのは26日にACLの蔚山現代戦をアウェイで戦った鹿島の方だろう。
文:荒木英喜
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170428/581334.html?cx_cat=page1