ページ

2017年6月21日水曜日

◇“Make Football Great Again”…英『ガーディアン』がルール改正に提言(サッカーキング)


審判

 先日発表された国際サッカー評議会(IFAB)のルール改正案は試合を30分ハーフにするなど大胆なアイデアを提示し、各方面で議論を呼んでいる。

 そんな中、イギリス紙『ガーディアン』がアメリカ統領のキャッチフレーズを使って「Make Football Great Again」と題し、独自の提言を行った。

1.ペナルティーキック
タックルは技術的であり、本質であり、時にはサッカーの最も魅力的な部分でもある。よって選手はPKを与えてしまう怖さからプレーへの関与をやめてしまうべきではない。昨シーズンのプレミアリーグでのPK成功率は実に74.5パーセントだったのに対し、直接ゴールを狙ったFKではわずか5.9パーセントだ。つまり、ボックスの中であったとしても得点にはほど遠いプレーでのファウルにPKが与えられ、得点につながってしまうのはまったく合理的ではない。一方限りなくゴールになりそうなプレーに対してファウルを犯しても、わずかでもボックスを離れていれば、6パーセント近くの確率でしか得点にはならない。ボックス内か外かではなく、PKはゴールになりそうなプレーにのみ与えられるべきで、それ以外はFKで十分だ。

2.シンビン
正義が下されるのは痛快であり、それはサッカーにおいても同様だ。しかしあまりにも多くの選手がたいしたこともなく退場させられている。イエローカードギリギリのタックル2回で退場になる必要はないし、イエローカードを貰った選手が試合終了までタックルを躊躇する必要もない。また警告を受けた選手が審判のミスで退場になることもない。選手の退場は試合の様相を大きく変えてしまうのにも関わらず、主審は各々の忍耐力によってレッドカードという手段に積極的だったり消極的だったりする。よって退場は重大なルール違反や暴力行為、危険なタックルのみに限られるべきだ。それ以外については10分間のシンビン(一時退場)が望ましい。

3.オフサイド
細部まで洗練されたオフサイドトラップは芸術である。だがその芸術も今は失われた。もはやディフェンダーは、ゴールとディフェンスラインの間の相手選手がオフサイドだと確信が持てず、ラインを上げることはできない。オフサイドは“プレーまたは相手選手への干渉、あるいはそこにいることで利益を受けること”というフレーズで規定されているが、全選手が90分間常に“利益を求めて”戦うこのスポーツで利益を狙わない選手がいるだろうか。アタッカーは慈善でオフサイドポジションには立たないし、ディフェンダーもオフサイドポジションにいるからといって無視はできない。ディフェンスラインをくぐり抜ける攻撃の美学は称賛されるべきだが、我々は守備者にも同様の称賛を送るべきである。オフサイドポジションにいたらその選手はオフサイド。以上だ。

4.出場停止
退場になった選手は次戦以降出場停止処分を受ける。しかしその出場停止は時として本来利益を受けるべきチームを苦しめることがある。例えば、テルフィーが降格争い中のマージーサイドレッドと戦い、テルフィーの主力選手が暴力行為を行ったが、試合は最後までプレーし、試合後に出場停止処分を受けたとする。テルフィーのその後の対戦相手が、マージーサイドレッドの降格争いのライバルであるアーゼガム、マクレスター・Cであった場合、両チームが主力選手を欠いたテルフィーに勝つ確率が上がり、暴力行為を受けたマージーサイドレッドは踏んだり蹴ったりである。こういったことを防ぐ為にも、出場停止は違反を犯したチームと対戦する時に限れば良い。もしその選手が移籍したり、昇格降格で対戦しない場合はシンプルに1試合目を出場停止にするべきだ。

5.ゴールセレブレーション
サッカーとは喜びであり、得点以上にそれを表すものはない。無限の知恵を持つFIFA(国際サッカー連盟)がその表現を規制したのは驚きではない。一般的に、恐ろしく長いセレブレーション以外に、攻撃的なジェスチャーをすること、フェンスに登ること、シャツを脱ぐこと、シャツやマスクで顔を隠すことを禁止している。これらはもちろんナンセンスだ。これらの規制は観客を興奮させないためにあり、選手を成熟した大人としての行動の責任を取れないものと規定している。そんなことより、選手に可能な限り好き勝手やる自由を与えるべきだ。なぜなら我々はそのためにスタジアムへ行くのだから。審判団がそのよくわからない要素がそんなに攻撃的であると考えているのなら、違反した選手を袋叩きにでもすればいい。

https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20170620/602736.html?cx_cat=page1

◇J1、J2で来季入れ替え戦復活(デイリー)


J1復帰の喜びを分かち合うセレッソ大阪 (C)J.LEAGUE PHOTOS

 Jリーグは20日、都内でJ1、J2、J3の各実行委員会を開き、来季からJ1とJ2の入れ替え戦を10年ぶりに復活させる方針を固めた。

 複数の関係者によると、J2の3~6位がトーナメント方式で争い、勝者がJ1の16位に挑戦する形式が有力。今後、理事会で決定する。

https://www.daily.co.jp/soccer/2017/06/21/0010300516.shtml

◆大迫勇也の相棒モデストの中国行きが決定的…ケルンにとってはクラブ史上最高額の取引に(GOAL)




今季リーグ戦25ゴールのフランス人ストライカーは天津権健へ。ドイツメディアによればケルン側が得る移籍金は3500万ユーロ。

日本代表FW大迫勇也が所属するケルンのフランス人FWアンソニー・モデスト(29)の中国行きが決定したようだ。『ビルト』『エクスプレス』など複数のドイツメディアが伝えている。

昨夏からファビオ・カンナヴァーロ監督が率いる天津権健からの関心が伝えられたモデスト。ケルンのヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)は冬の移籍ウィンドウの時点で同クラブから5000万ユーロ(当時のレートで約61億円)の獲得オファーが届けられたことを認めていた。だが、ケルンはシーズン途中に得点源を失うことを望まず、そのオファーには応じなかった。

しかし、それでも諦めない天津権健は新たなオファーを提示し、どうやら取引が成立した模様。ドイツメディアの報道によれば、19日に行われた最終交渉で両クラブが合意に至ったという。ケルンで公式戦73試合に出場し45ゴールという記録を残したモデストは移籍金3500万ユーロ(約43億円)で天津権健に渡るとのこと。選手本人はすでに新クラブとは年俸税引き1000万ユーロ(約12億円)の3年半契約を結ぶことで合意したとされる。

これまでクラブが手にした史上最高額は2012年夏にアーセナルが元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの獲得に支払った移籍金1500万ユーロ(当時のレートで約14億円)。モデストは中国行きでその記録を倍以上の額で塗り替えることになる。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219280-219280-fl

◆大迫“おしゃれウェア”で豪州戦へ意気込み「次で決まる」(スポニチ)




 日本代表FW大迫が、アシックス社のアパレル発表イベントに登場した。お気に入りだという同社の「トレーニングスペーサーニットトップ」を着て登場。住んでいるケルンは「大きな街なので、おしゃれな人が多い。買い物は好きなので家族でよく行きます」と明かした。

 8月のオーストラリア戦に向け「次の試合でW杯に行けるか行けないかが決まる。またそこで活躍できれば」と力を込めた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/21/kiji/20170620s00002014385000c.html

◆小学生の質問にタジタジ?大迫、将来行きたいクラブは「ドイツで優勝争いできるチーム」(ゲキサカ)




 日本代表FW大迫勇也(ケルン)が18日、都内で開催されたアシックス社のサッカーイベント「ドリームCUP」に参加し、22名の一般参加者と一緒にミニゲームや体幹トレーニングで汗を流した。

 あいにくの雨天のため、室内で行われた体幹トレーニングでは大迫が普段から取り組んでいるメニューを自ら実践。子供たちに手本を見せながら声をかけ、アドバイスを送った。途中、雨脚が弱まると、ピッチに場所を移してミニゲームに行い、ゴールを決めた参加者とハイタッチするなど、短い時間ながら大いに盛り上がった。

 参加者からの「質問コーナー」ではドイツでの生活ぶりや今後の目標を語った大迫。「ドイツで休みのときは何をしていますか?」という質問に対しては、「サッカーの試合を見ています。特に日本人が出ているブンデスリーガやプレミアリーグ。日本人のプレーに刺激を受けています」と明かした。

 小学生からの「将来はどのクラブに行きたいですか」という質問には「なかなか言いづらいですけど」と思わず苦笑い。「まずはドイツで優勝争いできるチームでプレーしたい」と答え、来季の目標には2ケタ得点を掲げた。

 最後は参加者全員とツーショットで記念撮影。サイン色紙も一人ひとりに手渡し、「雨が降ったけど、少しでもみんなとボールを蹴れてよかった」と笑顔を浮かべていた。

(取材・文 石井健太)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219292-219292-fl

◆スペイン紙、「ミシュラン三ツ星レストランの料理人」柴崎岳を1部昇格プレーオフのキーマンに挙げる(GOAL)


先日決勝ゴールを挙げた柴崎/Getty Images

『マルカ』がヘタフェとテネリフェのプレーオフ決勝を前に4人の注目選手をピックアップしている。

テネリフェMF柴崎岳が、リーガエスパニョーラ1部昇格のキーマンになり得ると取り上げられている。

20日付のスペイン『マルカ』は、21日にファーストレグが行われるリーガ1部プレーオフ決勝、ヘタフェ対テネリフェを前に注目の4選手をピックアップ。そこに柴崎、テネリフェFWアマト・エンディアエ、ヘタフェMFフランシスコ・ポルティージョ、同FWホルヘ・モリーナの名前が挙げられている。

モリーナは今季22得点、アマトは13得点4アシストで両チームの得点源として期待を集める。一方で彼らの決定力が発揮されるかどうかは、今季3得点4アシストのモリーナと柴崎のパフォーマンス次第だと指摘され、柴崎に関しては以下のように評されている。

「ミシュラン三ツ星レストランの対戦だ。ポルティージョと柴崎の厨房での働きが、モリーナとアマトの仕上げの出来を左右する」

「この日本人MFがリーガ2部で求められる選手になるには、13試合あれば十分だった。スペインで聖ガク・シバサキと呼ばれる彼は、クラブ・ワールドカップ決勝のレアル・マドリー戦後自身のクオリティを証明している」

「適応に遅れたため、ポルティージョのような数字を残せているわけではない。だが柴崎の成長とカディス戦での得点は、ヘタフェの徹底マークを受けるに値するものとなった」


スペイン紙、「ミシュラン三ツ星レストランの料理人」柴崎岳を1部昇格プレーオフのキーマンに挙げる

◆出場32チーム決定。大宮ユースや東京Vユース、三菱養和SCユースなどが予選敗退に(ゲキサカ)





 第41回 日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会に出場する32チームが出揃った。昨年優勝のFC東京U-18が関東予選1位、昨年準優勝の清水エスパルスユースが東海予選1位でそれぞれ出場を決めた一方、高円宮杯プレミアリーグEAST所属の大宮アルディージャユースや14年優勝の三菱養和SCユース、10年・11年連覇の東京ヴェルディユースなどが予選敗退している。

 グループステージ組み合わせは6月26日に決定。大会は7月23日に開幕し、決勝は8月2日に味の素フィールド西が丘で行われる。
 
※出場チームは以下のとおり。()内は出場回数
【北海道】
1.コンサドーレ札幌U-18(21)
2.サンクFCくりやまU-18(3)

【東北】
1.モンテディオ山形ユース(9)
2.塩釜FCユース(18)
3.ベガルタ仙台ユース(20)

【関東】
1.FC東京U-18(17)
2.川崎フロンターレU-18(13)
3.浦和レッズユース(18)
4.鹿島アントラーズユース(18)
5.柏レイソルU-18(22)
6.横浜F・マリノスユース(30)
7.横浜FCユース(7)
8.FC町田ゼルビアユース(9)
9.ジェフユナイテッド千葉U-18(16)
10.湘南ベルマーレユース(13)
11.栃木SCユース(2)

【北信越】
1.松本山雅FC U-18(3)
2.アルビレックス新潟ユース(18)

【東海】
1.清水エスパルスユース(18)
2.名古屋グランパスU18(22)
3.ジュビロ磐田U-18(27)

【関西】
1.ガンバ大阪ユース(25)
2.ヴィッセル神戸U-18(20)
3.京都サンガF.C. U-18(20)
4.セレッソ大阪U-18(22)
5.センアーノ神戸ユース(4)

【中国】
1.サンフレッチェ広島F.Cユース(24)
2.ガイナーレ鳥取U-18(5)

【四国】
1.愛媛FC U-18(20)

【九州】
1.アビスパ福岡U-18(18)
2.大分トリニータU-18(13)
3.ロアッソ熊本ユース(12)

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?219266-219266-fl