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2017年6月27日火曜日
◇【F東京】大久保、右足首じん帯損傷で前半戦絶望!(報知)
F東京のFW大久保嘉人(35)が26日、埼玉県内の病院で精密検査を行い、右足首のじん帯損傷と診断されたことが判明した。全治まで4~6週間かかる見込みで、復帰は早くても7月30日の新潟戦(味スタ)以降となり、前半戦絶望となった。
25日の磐田戦(ヤマハ)の試合中に右足首をひねり、前半23分に交代。試合後は松葉づえをついて歩行していた。川崎から加入した今季はここまで15試合に出場し、チームトップの6得点を挙げていた。中心選手の離脱に篠田善之監督(46)は「攻撃の中心だったし、チームにとって痛い。嘉人が帰ってくるまでにいい状態にしておきたい」と話した。
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170626-OHT1T50254.html
◆サッカー界「暴言問題」の背景にある"病根"(東洋経済)
人を敬える選手は育成できているか?
フェアプレーの精神を重んじるはずのサッカー
6月9日、埼玉県武蔵越生高校サッカー部の外部指導員が、部員の顔に平手打ちしたり、胸を小突く様子が撮影された体罰動画がSNSにアップされたことで、以前から指導の際に暴力があったことが発覚。解雇されたこの指導員は元プロ選手だった。
また、J2では4月30日に徳島ヴォルティスの馬渡和彰選手がボールパーソンを務めていた中学生を「すぐにボールをよこさなかった」として小突いて退場に。その試合では徳島サポーターがボールパーソンにアルコールと思われる液体をかける行為も起きた。
J1では5月4日の浦和レッズ対鹿島アントラーズで、浦和の森脇良太選手の侮蔑発言問題が起きた。同選手が鹿島のレオ・シルバ選手に試合中、「くせえんだよ」と人種差別とも受け取れる発言をしたと、同クラブの小笠原満男選手が主張。Jリーグが規律委員会を開き聴取した結果、森脇選手は2試合の出場停止処分を受けた。
このことについてネットでは「試合中はヒートアップしているのだから仕方ない」「心は熱くても、頭は冷静にプレーしてほしい」というコメントが出ていたが、それでは済まされないと感じる。これらは各選手の個人的な問題ではなく、彼らを育てた大人に原因があるのではないか。
小中高といったサッカーの育成現場を歩くと、試合中に選手に対し罵声を浴びせる指導者に遭遇する。それらの暴言は「おまえ、バカか」「下手くそ」「頭、空っぽ」など耳をふさぎたくなるものもある。
コーチは選手の奮起を促そうとしてつい熱くなるだけなのかもしれない。だが、“大人にリスペクトされない子ども”が成人したとき、相手を敬いフェアプレーができる“紳士”になれるだろうか?
ジェフユナイテッド市原千葉育成普及部コーチや京都サンガ普及部部長などを歴任し、先頃、『伸ばしたいなら離れなさい サッカーで考える子どもに育てる11の魔法』を上梓した池上正さん(I.K.O市原アカデミー理事長)は、中学校の大会でこんな光景を見掛けた。
相手からファウルを受けて転倒した選手が、接触した相手に対し何事か叫んだ。すると、審判は迷わずレッドカードを与えたのだ。試合後、本部テントに戻ってきた審判は大会役員に、なぜカードを出したのかを説明していた。
「殺すぞ!」
中学生はそう言ってすごんだという。
「それだったらレッドカードは仕方ありません。カードを与えることが、その選手の戒めになります。まだ中学生ですから、自分の気持ちをコントロールできない部分もある。そこが改善され、成長できるよう見守るのが大人の役目。退場させた先生(審判)の行動は正しいと思いました」と池上さんは述懐する。
しばらくして始まった別の試合では、「殺すぞ」発言の試合で中学生を退場させた審判が、自チームのコーチとしてベンチに入った。毅然とした態度でジャッジし、選手にフェアプレーを訴えた教師が指導するチームはどんなサッカーをするのだろう――池上さんは期待を込めて見守った。
ところが、現実は……。
子どもより先にキレてしまう指導者
教師は、点を取られるたびに選手を怒鳴っていた。
「ナメたプレーをするからだ!」
技術的に見ても相手のほうが上で劣勢にあったからかもしれないが、終始感情的になっていた。
「そこでシュートだろう?」
「どうして右サイド使わないんだよ!」
ミスをけなすばかりで、そのほかは指示や命令ばかり。劣勢に動揺する選手を落ち着かせたり、励ますような声がけは残念ながら聞かれなかった。こういうときこそ、日頃の指導が垣間見えるものだ。
そのような指導者に教わる選手は、どうしてもプレーが荒くなりがちだ。アフターチャージや、故意と思われるような反則が目立った。
「あの先生のチームはよくレッドカードを食らってますよ」と、ほかの指導者がため息交じりで教えてくれたという。
これでは、審判としての立場とコーチとしての立場でやっていることがちぐはぐだ。つまり、行動に一貫性がない。
もちろん指導者全員がこの教師と同じとはまったく思わない。しかし、人権意識の希薄な大人の言動がそのまま子どもたちに伝わっていないだろうか。反対に、大人から尊重され、暴言や体罰を受けなかった子どもは、対戦相手をきちんと敬えるはずだ。
学業にしろ、スポーツにしろ、昔に比べれば結果を求められることが多いと筆者は感じる。実際、最近の子どもたちを見ていると、試合で相手にリードされるとすぐに下を向く傾向がある。
前出の池上さんは、最後まで1点を目指して戦うのがフェアプレーで、戦うことを放棄するのは相手に失礼なこと、相手をリスペクトしていないことだと教えてきたそうだ。それなのに、子どもより先にキレてしまう指導者は少なくない。
「日本のサッカー界でいま起きている問題は、指導者たちの問題が大きいのです。試合中にどんなことが起きても動じない、フェアな態度を貫ける選手を育てなくてはなりません」
そう話す池上さんは、「暴言や怒鳴る指導が減りません。地域でそういったことをなくしたい」といった相談をよく受ける。
そのような指導では、子どもはコーチの顔色ばかりうかがって、難しいプレーにトライしなくなったり、アイデアが浮かんでも、教えられたこと以外のプレーを試すのを恐れる。また、ミスをした仲間に対し必要以上に厳しい態度になる。
「そのようなことを、指導者が、ああ、本当にそうだと自分で納得したり、うちの選手がトライしないのは自分が怒鳴るせいだと実感しなくては、何も変わりません」
反対に、よい指導が施されているチームは、どんな様子なのか。
たとえば、池上さんが試合を見る際、コーチの声がけ以外に着目しているものがあるという。それは、ベンチでプレーする仲間を応援している「控えの子どもたち」の姿だ。彼らがベンチからどんな声をかけているかで、そのチームの指導レベルがわかるというのだ。
たとえば、相手に攻め込まれた場面で、味方の選手がなんとかタッチラインの外にボールを蹴り出したとしよう。
そんなとき、ベンチにいる子どもは「ナイスクリア!」と声をかけることが多い。よく見ると、ベンチにいるコーチも同じことを言って拍手を送っている。だが、このコーチングは決して正解ではないそうだ。
フェアであることは「強さ」の源泉
「マークしてピンチを救ったのはわかるのですが、何も考えずに蹴っていることのほうが多い。実はこの声がけは決してよいことではありません」と池上さんは言う。
一方で、ごくたまにこんな声も聞く。
「今の、コントロールできたよ!」
これは、慌てて余裕なくクリアしてしまった仲間に対し、「落ち着いて処理すれば、攻撃につなげられたかもしれないよ」と知らせてあげる声だ。つまり、ひとつ上のレベルのプレーになる。ほかにも「慌てないで、つないでみよう」とか、いろいろ出てくる。
このような声が聞かれるチームは、以下の3つのことがなされているそうだ。
① 日頃からコーチがそのようなことを教えていること。
② コーチが教えたことが、全体に浸透していること。
③ 上手下手にかかわらず、できていないことを選手同士で教え合う空気があること。
「サッカーは子どもを大人にし、大人を紳士にする」
日本サッカー協会(JFA)が公開している「めざせ!ベストサポーター」という保護者向けのハンドブックは、「日本サッカーの父」として知られる故デトマール・クラマーさんのこんな言葉から始まる。
フェアであることは「強さ」の源泉だ。目の前の勝利を追うのではなく、子どもたちを紳士に育てることが重要だろう。
http://toyokeizai.net/articles/-/177363
◆テネリフェ昇格まであと1ゴール 名物記者「ここまで来られたのは柴崎のおかげ」(スポニチ)
テネリフェを熟知する名物記者ラモン・エルナンデス氏(ラジオ・マルカ)が、柴崎についてスポニチに特別寄稿した。
テネリフェの1部復帰まで、世界最高のリーグに舞い戻るまであと1歩足りなかった。偉業まで、あと1ゴールが欠けていた。だが昇格にここまで近づけたのは、柴崎岳のおかげにほかならない。
柴崎はテネリフェ島にやってきた直後、母国とは異なる新たな環境・生活に慣れることができず大きな苦労を強いられることになった。けれどもそれから数週間が経過し、日本復帰の噂まで報じられはじめた頃から、柴崎は新たなチームメートたちとの絆を深めていき、3月19日にテネリフェ本拠地エリオドロでデビューを果たした。
テネリフェファンは柴崎のことを大きな喝采でもって迎え入れたが、誰もが期待していたそのプレーのクオリティーは、すぐに確かめることができた。柴崎はワンタッチ(多くてもツータッチ)で、チーム全体のパフォーマンスを上向かせられる選手だった。それまでは縦に速い堅守速攻型のサッカーを実践していたテネリフェだが、彼の存在が変化をもたらしたのだ。
しかしながら、柴崎の内向的な性格はその後も変わることがなかった。話をするのがあまり好きではないようで、インタビューや会見ではいつもばつが悪そうだった。ピッチ上ではチームを引っ張り、導いていくような選手になっていったが、観衆から「ガク!ガク!」と叫ばれるときやサインを求められるときに、居心地悪そうな様子であるのは変わらなかった。私たちテネリフェの記者は、そんなガクの振る舞いを不思議、あるいは神秘的に感じていたものだ。
テネリフェは少なくとももう1シーズン、スペイン2部でプレーすることが決定したが、それに反比例する形で柴崎の去就は分からなくなってしまった。彼がテネリフェと6月30日まで結んでいる契約の中には、スペイン1部昇格の際には自動で契約を延長するという内容が含まれていた。しかし柴崎とクラブの意思は、昇格を果たせなかったために乖離することになった。テネリフェは柴崎がクラブにとどまることを望んでいるが、選手はリーガ1部でのプレーを望んでいるからだ。
柴崎がテネリフェで示してきたプレーに鑑みれば、1部のクラブにとっても食指が動く選手であるように思える。しかし現時点で、これから何が起こるかは不透明であり、すべて憶測の域を出ることはない。今は、その成り行きを見守るしかないのだ。(ラモン・エルナンデス=ラジオ・マルカ記者)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/26/kiji/20170626s00002000043000c.html
◆柴崎、スペイン1部アラベスも移籍先候補に…ベティスに続いて浮上(サッカーキング)
リーガ・エスパニョーラ2部のテネリフェに所属するMF柴崎岳が、同1部のアラベスから関心を示されているようだ。スペイン紙『EL DIA』が25日に報じている。
柴崎については25日付のスペインメディア『El GOL』が、ベティス移籍の可能性を報道。今月末でテネリフェとの契約が満了を迎え、フリートランスファーで獲得可能となる同選手の獲得へ動く可能性があると伝えていた。
そして今回、『EL DIA』が報じたところによると、アラベスも柴崎の獲得に関心を示している模様だ。同クラブはすでに柴崎獲得に向けて先週時点で打診していたが、昇格プレーオフ終了を待っていたという。同紙は、日本代表の一員として2018 FIFAワールドカップ ロシアに出場することを目指している柴崎にとって、リーガ・エスパニョーラ1部でのプレーは代表入りに近づく要素であると指摘。金銭面も現在よりより良い条件が提示されるとの見通しを伝えている。
ただ、テネリフェ側も柴崎を重要な戦力と捉えており、ホセ・ルイス・マルティ監督が中心選手として構想していると伝えられている。アラベスはオファーを提示するかどうかを数日中に決定する模様で、今後の動向に注目が集まる。
今年1月末に鹿島アントラーズからの移籍加入が決まり、テネリフェの一員として今シーズン後半を戦った柴崎。24日に行われた1部昇格プレーオフ決勝セカンドレグでは1アシストを記録したものの、ヘタフェに1-3と敗戦。ファーストレグで先勝して得たアドバンテージを活かせず、2試合合計2-3と逆転を許して昇格を逃してしまった。ただ、柴崎はプレーオフ4試合で1ゴール2アシストと存在感を示している。
https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20170626/605415.html?cx_cat=page1
◆テネリフェ柴崎岳が“個人昇格”か…リーガ1部ベティスが獲得候補に含める?(GOAL)
スペインWEBメディアの『Golディヒタル』が報じる。
リーガエスパニョーラ1部昇格プレーオフ決勝でヘタフェに敗れたテネリフェだが、MF柴崎岳は1部に“個人昇格”するのかもしれない。スペイン『GOLディヒタル』によれば、リーガ1部のベティスが日本人MFを補強候補に含めているという。
『GOLディヒタル』曰く、今夏にフリーで獲得できる選手を探していたベティスは柴崎に目をつけ、テネリフェとヘタフェのプレーオフ決勝の行方を見守っていたとのこと。同メディアは、最終的にテネリフェが敗れたことで、ベティスが「6月30日で(テネリフェとの)契約が切れる彼の獲得に動ける」と報じている。
『GOLディヒタル』はまた、柴崎のテネリフェでの軌跡について「スペインへの適応に苦労こそしたが、最後の数週間はそのレベルを示した」と記載。「彼が2部で続けることは現実的にあり得ず、ベティスはリーガ1部へと飛躍するための興味深い選択肢になるだろう」と記事を締めている。
なおベティスを率いるのは、柴崎獲得の噂があったラス・パルマスを昨季まで指揮していたキケ・セティエン監督だ。
テネリフェ柴崎岳が“個人昇格”か…リーガ1部ベティスが獲得候補に含める?
◆大岩鹿島が公式戦3連勝 ブラジル人トリオ揃い踏み(ニッカン)
<明治安田生命J1:鹿島2-0新潟>◇第16節◇25日◇カシマ
鹿島アントラーズのブラジル人3人が今季初めて同時にピッチに立った。
後半12分、FWペドロ・ジュニオールが先制点、同30分にはMFレアンドロが技ありゴール。同36分にはMFレオ・シルバが右膝半月板損傷から復帰。3位浮上に強化担当の鈴木常務取締役は「(3連覇した)オリベイラ(監督)の時に似てきた。優勝争いできるかなと思えている」。これで大岩監督就任後、天皇杯を含めて公式戦4連勝だ。
https://www.nikkansports.com/soccer/news/1845965.html