J1清水エスパルスのDF犬飼智也(24)が鹿島に移籍することが4日、濃厚となった。名古屋など複数のクラブからオファーを受け、契約を残す清水からも強く慰留されていたが、複数の関係者によるとこの日までに鹿島入りを決断したという。
犬飼は清水ジュニアユース、同ユースを経て、12年にトップ昇格。13年夏から松本に期限付き移籍すると徐々に頭角を現し、14年には42試合に出場して6得点をマーク。15年から清水に復帰し、翌年からは副将に就任するなどDFリーダーとしてチームを支えてきた。
下部組織出身で清水への愛着は人一倍持っていたが、日本代表入りを見据え、ステップアップのために強豪・鹿島への移籍を決断した模様だ。清水はすでに元韓国代表DFファン・ソッコの獲得を発表。DF立田ら若手も含めセンターバック陣の奮起が求められそうだ。
【清水】DF犬飼、鹿島移籍濃厚…強く慰留受けたが代表入り見据え決断