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2018年6月28日木曜日

◆植田が感じた、チームの方向性も変えるベンチの気持ち(ゲキサカ)



植田直通 ロシアW杯


 2試合を終え、ピッチに立つ機会は与えられなかった。しかし、日本代表DF植田直通は、ベンチメンバーが果たす役割も大きいと、初の大舞台で感じている。

 試合に出るために来たが、全員が試合に出られるわけではない。歯がゆい気持ちがあるのは当然だが、改めて感じたこともある。「ベンチの選手も僕は大事だと思う。そういった選手の気の持ちよう次第でチームの方向性は変わってくると思う」。試合に出られないことに不満を見せてはチームの雰囲気が悪くなる可能性があるものの、「ベンチメンバーに本当に戦える選手がそろえば、チームもかなり上まで行ける」とベンチの選手がチームに与える影響は大きいと答えた。

 翌28日には決勝トーナメント進出が懸かった、グループリーグ第3節ポーランド戦が行われる。 ピッチに立とうが、ベンチから戦況を見守ろうがやるべきことは変わらないと強調する。「今までとやることは変わらない。チームの総力戦だと思うし、明日もチーム一丸となって戦うことは変わらないので、どの立場でも僕はチームをサポートしていきたいし、しっかり僕も準備したい」。

 ただチームの勝利だけを目指し、ポーランド戦もチーム一丸となって戦う。

(取材・文 折戸岳彦)




植田が感じた、チームの方向性も変えるベンチの気持ち