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2018年6月19日火曜日

◆浦和“モヒカン・ストライカー”FWファブリシオが合流(デイリー)



ファブリシオ


 J1浦和が18日、さいたま市大原グラウンドで練習を再開した。ポルトガルのポルティモネンセから移籍したFWファブリシオ(28)が合流。汗を流した。

 ポルティモネンセでは今季リーグ戦28試合に出場し15得点の決定力が武器。「いい状況でボールを受けなかったとしても自分のフィニッシュには多くの可能性があると思っているし、難しい状況でもしっかりゴールに押し込む自信はある」とセールスポイントを口にした。

 トレードマークはヘアスタイル。正面から見ると鋭角な二等辺三角形にそびえるモヒカンだ。たとえは古いがまるでウルトラマンセブンのアイスラッガー。「2013年からだね。上に上げてセットしてから、ずっとこのスタイルなんだ。雨の中で試合をするときはオールバックにしないとダメだけどね」とニヤリと笑った。

 16年後半の半年間は鹿島でプレーした。「妻ともども、日本が大好きなんだ。短い期間だったけど、日本人の律義な心、日本人の受けている教育、安心して街で生活できるし、料理もおいしい」と言う親日派だ。

 「鹿島にいたときに対戦して、浦和のポテンシャルを多く見させてもらった。今の順位は浦和にふさわしくないと思う。自分がそこに加わることで、貢献できると思っている。少しでもこのチームの力になりたい」

 現在チーム12得点は鹿島と並んでJ1最少タイ。今季14位に低迷する大きな要因が得点力不足。その解消を、“モヒカン・ストライカー”に託す。


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浦和“モヒカン・ストライカー”FWファブリシオが合流