
◆国際親善試合 日本―ウルグアイ(16日・埼玉スタジアム)
ウルグアイ戦で先発が見込まれるMF柴崎岳(26)=ヘタフェ=が代表合宿合流直前にスポーツ報知の単独インタビューに応じ、チームの「中核」に関わっていく思いを語った。
―W杯後、初めての日本代表戦となる。
「言葉にして発信はしないけど、4年後に対して抱いているものがある。10月シリーズはその第一歩。個人、代表として良いものにしたい」
―競争もある。
「今は競争をどんどんしていく時期。W杯は経験したけど、代表の中での立場は自分で一から作り上げていくもの。ピッチ内で表現しないといけないし、ピッチ外でも発信して示していきたい」
―若手が増えた。引っ張っていく気持ちか。
「もちろんW杯の経験などは求められれば伝えていこうと思う。でも、僕はチーム内のバランスや、いろんなものを見ながらやるタイプ。率先してリーダーになるというよりは、タイミングや状況を見ながら、ピッチ外の部分でも貢献できる部分があれば」
―ピッチ外については長谷部、川島がやってきた。
「ピッチ外である程度チームのことを考えられて、発言や行動ができる選手が絶対に必要だと思う。自発的にこうしよう、ああしようと話し合えるような選手も必要。その意味ではW杯も経験させてもらっているし、協力できるところがあればしていきたい。彼らはいないけれど、必要とされることがあれば、積極的にサポートしたい」
―ヘタフェで出場機会が少ない。
「調子は感覚的にはそんなに悪くない。試合に出てる出てないとか、代表に選ばれた選ばれないにかかわらず、どこでもピッチで示していく必要がある。結果もそう。自分が出た試合で勝ったか、負けたか。どれだけ勝利に貢献できたかどうかにフォーカスしている」(聞き手・豊福晋)
◆柴崎岳「ピッチ外でも」若手引っ張る…単独インタビュー(報知)